1人1つの役割で、役割ごとに必要な人数が決まっている場合、以下の表のようだと、どこに何人割り当てたのかが分かりづらく、誤った割り当てにも気づきにくいです。

そこで今回は、1つ1つ割り当てると同時に、重複入力や人数超過の可能性のある項目が自動で色付けされる仕組みの作り方について紹介します。

※こちらで作成したファイルは、記事の最後にて配布しています。
1. 実現方法
値を入力すると同時に、ある条件を満たしたセルを色付けするには『条件付き書式』を活用します。
単純な条件でない場合は「色付けする条件」を数式で表現して、条件付き書式に設定する必要があります。
2. 条件式の用意
まずは、特定のセルについて、色付けする条件を考えていきます。
例えば、セルC4の場合、

このセルを色付けする必要があるときは、以下の複数の条件を満たしたときになります。
| ・セルC4は空 ・C列(セルC4~C13)に入力されている値の数がセルC3の必要人数を満たしている、もしくは、4行目(セルC4~G4)のいずれかに値がすでに入力されている |
この複数の条件を数式で表現すると、以下のようになります。
=AND(C4="",OR(COUNTA(C4:C13)>=C3,COUNTA(C4:G4)>=1))
他のセルについても考えると、以下のようになります。
【セルC5】
=AND(C5="",OR(COUNTA(C4:C13)>=C3,COUNTA(C5:G5)>=1))
【セルC6】
=AND(C6="",OR(COUNTA(C4:C13)>=C3,COUNTA(C6:G6)>=1))
【セルD4】
=AND(D4="",OR(COUNTA(D4:D13)>=D3,COUNTA(C4:G4)>=1))
【セルD5】
=AND(D5="",OR(COUNTA(D4:D13)>=D3,COUNTA(C5:G5)>=1))
ここから分かることは、必要人数を確認する範囲の行番号、各行の値の有無を確認する範囲の列名は、以下のように「$」で固定する必要があるということです。
=AND(C4="",OR(COUNTA(C$4:C$13)>=C$3,COUNTA($C4: $G4)>=1))
3. 条件付き書式の設定
作成した以下の数式は、セルC4を基準にした条件式です。
=AND(C4="",OR(COUNTA(C$4:C$13)>=C$3,COUNTA($C4: $G4)>=1))
そのため、セルC4を基準にした色付けする可能性のある範囲(入力欄)を選択します。

次に、[ホーム]タブから[条件付き書式]の[新しいルール]を選択します。

条件付き書式の設定画面にて、[ルールの種類]を[数式を使用して、書式設定するセルを決定]にし、テキストボックス内に先ほどの条件式を入力します。

次に、[書式]の[塗りつぶし]タブから色付けする色を指定します。

上記のように設定して、確定することで完成です。
4. 完成
以下のように、役割を割り当てると同時に、割り当て済みの範囲が自動で色付けされます。

必要に応じて、ドロップダウンリストなどで値を入力しやすくすると良いです。

▼サンプルファイル▼
















































































