2024/04/03
【Excel・Googleスプレッドシート】セルを囲む薄い線を非表示にする

【Excel・Googleスプレッドシート】セルを囲む薄い線を非表示にする

ExcelとGoogleスプレッドシートには、1つ1つのセルを囲む薄い線が表示されています。

作成したシートによっては、この薄い線が表示されていない方が見やすいことがあります。
今回は、この薄い線を非表示にする方法について解説していきます。

・Excel

Excelの場合、[表示]タブの中の[目盛線]のチェックを外すことで非表示にすることができます。

※薄い線を非表示にするために背景色を白色にしている資料を見かけることがありますが、本来の非表示にする方法ではないため、不要な書式を設定しないためにも、上記の手順で非表示にすることを推奨します。

・Googleスプレッドシート

Googleスプレッドシートの場合、[表示]タブの中の[表示]の中にある[グリッド線]のチェックを外すことで非表示にすることができます。

2024/01/10
【Googleスプレッドシート】表の最終行を選択するリンク

【Googleスプレッドシート】表の最終行を選択するリンク

Googleスプレッドシートで、表の最終行を簡単に選択することができるハイパーリンクを作成方法について解説していきます。
完成イメージは、以下のようになります。

特定のセルへ遷移するハイパーリンク(リンク)を作成するには、まずは、セルへ遷移するためのURLの構成を理解する必要があります。
好みのセルの上で右クリックし、展開されたメニューの中の[セルでの他の操作項目を表示]内にある[このセルへのリンクを取得]を選択します。

選択することで、以下のような内容がコピーされます。

https://docs.google.com/spreadsheets/d/XXX…XXX/edit?pli=1#gid=0&range=A1
※XXX…XXXはスプレッドシート固有のIDになります。

「#」の後に書かれている情報が、セルの情報になります。
gidがシートのIDで、rangeがセルのアドレスになります。

そのため、同じスプレッドシート内の特定のセルへ遷移するリンクを作成するには、「#」以降を使用します。
そのため「#」以降のみを、リンクを作成したいセルに入力します。

入力できましたら、HYPERLINK関数を活用して、リンクに変換させます。

=HYPERLINK(リンク先, 別名)
// リンク先にURLを指定し、別名に表示させたい名前を指定する
=HYPERLINK("#gid=0&range=A1","最終行")

これで、特定のセルへ遷移するリンクを作成することができます。

Excel本紹介

次に、遷移先を表の最終行にする必要があります。

以下の数式のままだと、セルA1のみにしか遷移しません。

=HYPERLINK("#gid=0&range=A1","最終行")

そのため、行番号を表の最終行になるように編集していきます。
表の最終行を取得するには、COUNTA関数が便利です。

=COUNTA(範囲)
// 指定した範囲の空白でないセルの数を返す

以下の表の日付(B列)に関して空白が存在しない場合、B列をCOUNTA関数で参照することで、表の最終行を取得することができます。

実際に、COUNTA関数を組み合わせた例が以下になります。

=HYPERLINK("#gid=1492690189&range=A"&COUNTA(B3:B)+2,"最終行")

COUNTA関数で、B列の要素の数を取得し、表の開始位置との差分の2を加えることで、最終行を取得することができます。
その最終行を「&」で文字結合することで、表の要素の数に合わせたURLを指定することができます。

この数式を入力することで、表の最終行に遷移するリンクを作成することができます。

2023/12/22
【Googleスプレッドシート】行や列の固定方法

【Googleスプレッドシート】行や列の固定方法

Googleスプレッドシートにも、Excelの「ウィンドウ枠の固定」の機能と同様に、行や列を固定する方法があります。

固定は、[表示]タブの中の[固定]から行えます。

「行なし、1行、2行、列なし、1列、2列」は標準で用意されており、「行1まで」や「列Aまで」は、選択しているセルによって変わります。
「行なし」は行の固定なしという意味で、「1行」は1行目で固定という意味になります。

以下は、「1行」と「1列」を固定した場合の画面になります。

実は、Googleスプレッドシートでは、もう少し簡単に固定の位置を設定する方法があります。

Googleスプレッドシートの左上にカーソルを合わせると手のひらのカーソルになります。
その位置で、ドラッグすることで、簡単に固定の位置を変更することができます。

固定された位置に太いグレーの線が引かれるので、その線をドラッグすることでいつでも移動させることができます。

2023/05/26
【Excel・Googleスプレッドシート】ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開くと…!?

【Excel・Googleスプレッドシート】ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開くと…!?

今回は小技というよりかは、ExcelをGoogleスプレッドシートで操作する際の注意点などについて解説していきます。

題名通り、Googleドライブに配置したExcelファイルは、Web上でGoogleスプレッドシートを使って開くことができます。
ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開くことで、Googleスプレッドシートにしか存在していない関数を扱うことができます。
また、一部の関数(FILTER関数など)に関しては、ExcelとGoogleスプレッドシートでは使い方が若干異なるものも存在します。

では、ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開いて修正し、それをExcelで開き直したときにどのような弊害があるのかを確認していきます。

そこで、実際にExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開き、Googleスプレッドシートにしか存在しない関数と、Excelにも存在する関数の2種類を入力していきます。
※ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開くと、ファイル名の隣に「.XLSX」と拡張子が表示されます。

実際に上記のファイルをExcelで開いた結果が以下になります。

見た目上は正しく計算結果が表示されているため、問題なく見えるのですが、入力されている数式を確認すると、想定とは異なる式になっているかと思います。

SUM関数など共通の関数は問題なく表示されていますが、QUERY関数などGoogleスプレッドシートにしか存在していない関数の場合は、IFERROR関数を使って抽出結果が表示されています。
このように疑似的に対応がされるのです。

少し特殊な文字に置かれている理由は、Googleスプレッドシートで開き直した際に、元の数式に自動で置換するためになります。
ただ、Excelで扱う場合は、IFERROR関数による疑似的な表現になるため、数式の参照元をいくら修正しても数式の結果は更新されません。

というような感じに、ExcelファイルをGoogleスプレッドシートで開くと上記のようなリスクがあるということを覚えておくことが大切です。
そのため、原則はExcelファイルはExcelで開くと決めておいた方が、数式が壊れたりしないので安全かと思います。

2023/02/19
【Excel・Googleスプレッドシート】セルの数式を瞬時に確認

【Excel・Googleスプレッドシート】セルの数式を瞬時に確認

初めて確認するファイルで、どこに数式が使われているのかを一瞬で確認する方法があります。

【Excelの場合】

[数式]タブの中の[数式の表示]を選択することで数式の入力されているセルの表示を切り替えることができます。
それ以外にも表示形式の設定によって異なる値になっているセルに関しては、実態の値を確認することができます。

ショートカットキーは「Ctrl + Shift + @」です。
同じ操作をもう一度行うことで、表示を戻すことができます。


【Googleスプレッドシートの場合】

[表示]タブの中の[表示]→[数式]を選択することで数式の入力されているセルの表示を切り替えることができます。
Googleスプレッドシートの場合は、表示形式の設定によって異なる値になっているセルの実態の値を確認することができません。

ショートカットキーは「Ctrl + @」です。
同じ操作をもう一度行うことで、表示を戻すことができます。