2024年7月17日【ID:0】
【Excel】数式の法則性から間違いを見つける
以下の表の項目[売上]は、別シートの売上表を参照し、数式で求められています。
一番上の集計されたセルC3の中身を確認すると、SUMIFS関数が入力されていることから、他の集計月に関しても、同じ法則性の数式で求められていると考えられます。
ただ、毎月、別の担当者が集計月を追加している場合は、一部の集計月に異なる数式が入力されている可能性があります。
とは言え、イレギュラーの月のため、異なる数式にしている可能性もあり、勝手に先頭の数式をコピーして相対参照で全体に反映させるのは危険です。
そこで、今回紹介する方法を活用することによって、法則性の異なる集計月を瞬時に見つけ出し、集計結果の確認作業を効率化することができます。
まずは、同じ法則性の数式が入力されていると思われる対象の範囲を選択し、[ホーム]タブの中の[検索と選択]より[条件を選択してジャンプ]を選択します。
次に表示された以下の画面にて、[アクティブ列との相違]を選択し確定します。
※今回は列の指定でしたが、行の指定の場合は、[アクティブ行との相違]を選択します。
以上の作業を行うことで、選択範囲内の法則性の異なる数式が入力されたセルを選択することができます。
上記の場合は、5月と10月の集計月が選択されました。
複数のセルが選択された場合は、Tabキーを押すことで、選択を維持している状態でアクティブのセルを変更することができます。
そのため、選択された法則性の異なる範囲に関しては、1つ1つ、中身が正しいのかどうかを入力した担当者に確認すると良いです。