2024年7月29日【ID:0】
【Excel】数式のセルを自動で色付け
数式が入力されているセルを誤って触ってしまい、数式が消えてしまうことがあります。
また、表にある数式列の一部が直接入力されている場合、修正時に正しく反映されなくなります。
その対策として、数式が入力されているセルを色付けして、どのセルに数式が入力されているのかを分かりやすくする方法について解説していきます。
数式が入力されているセルを自動で色付けするには、条件付き書式を活用します。
まずは、数式の有無を確認したい範囲を全選択します。
次に、[ホーム]タブの中の[条件付き書式]から[新しいルール]を選択します。
条件付き書式の設定画面にて、[ルールの種類]を[数式を使用して、書式設定するセルを決定]にし、表示されたテキストボックス内に以下の数式を入力します。
=ISFORMULA(A1)
// A1はアクティブセル
こちらでは、セルA1を基準に全体を選択しているため、セルA1に対しての数式を入力しています。
ISFORMULA関数では、指定したセルに数式が入力されている時に「TRUE」、数式でない時に「FALSE」を返します。
そのため条件付き書式にて、対象のセルに数式が入力されている時のみに「TRUE」となり、条件を満たすようにしています。
数式の入力ができましたら、条件を満たした時に反映する書式を設定します。
[書式]を選択し、こちらでは、[塗りつぶし]タブより薄い黄色を設定しています。
好みの書式を設定することができましたら[OK]で確定して、条件付き書式の設定画面を閉じることで、以下のように数式が入力されているセルに対し、自動で色付けすることができます。