2024年7月31日【ID:0】
【Excel】絞り込み作業の効率化「スライサー」
同じ項目でよく絞り込みをする場合は、「スライサー」という機能を活用することで効率的に絞り込みを行うことができます。
こちらでは、スライサーの機能の設定方法について解説していきます。
スライサーを活用するためには、最初に対象の表をテーブルにする必要があります。
表をテーブルにするには、表の中を選択し、[挿入]タブから[テーブル]を選択します。
表示された「テーブル作成」という画面にて、表の範囲が正しく選択されていることを確認し、表の先頭行に項目名が含まれる場合は、[先頭行をテーブルの見出しとして使用する]にチェックします。
上記の画面にて[OK]で確定することで、以下のように表をテーブルにすることができます。
テーブルについての詳しい解説は、以下の記事にてご確認ください。
作成したテーブルを選択すると、[テーブルデザイン]というタブが表示されるため、[テーブルデザイン]タブから[スライサーの挿入]を選択します。
また、次に表示される画面にて、絞り込みを行いたい対象の項目にチェックして[OK]で確定します。
以上の手順で「スライサー」を作成することができます。
必要に応じて、スライサーを選択した時に表示される[スライサー]タブより、列数などの細かな設定を行います。
スライサーを移動させ、1行目に配置した例が以下になります。
スライサーは項目単位で作成され、それぞれのスライサーに設定した項目に、存在している値の種類分のボタンが表示されます。
上記では、「支店」の項目を元に作成しているため、スライサーには「支店」の項目に含まれる「大阪、東京、福岡、名古屋」のボタンが表示されています。
それぞれのボタンを選択することで、簡単に表を絞り込むことができます。
複数の値で絞り込みたい場合は、Ctrlキーを押しながら選択、もしくは右上のチェックマークを選択した後に複数選択することで絞り込みできます。
絞り込みを解除する場合は、右上の「×」を選択することで瞬時に解除することができます。