2024年8月14日【ID:0】
【Excel】計算なしで年代別集計
以下の表を元に、年代および種別ごとの集計を行う方法について解説していきます。
また今回紹介する方法では、計算が不要になります。
計算不要で表を修正する場合は、「ピボットテーブル」が便利です。
まずは、対象の表からピボットテーブルを作成します。
・ピボットテーブルの作成
対象の表の中を選択して、[挿入]タブから[ピボットテーブル]を選択し、以下の画面が表示されることを確認します。
表示された画面にて、表の範囲が正しいことを確認し、問題がなければ[OK]を選択することで、新しいシートにピボットテーブルが作成されます。
・ピボットテーブルの設定
次に作成されたピボットテーブルの設定を行います。
こちらでは、年代および種別ごとの集計を行うため、[ピボットテーブルのフィールド]と書かれた設定画面にて、行のボックスに[年齢][種別]の順番で配置、値のボックスに[氏名]を配置します。
値に関しては、人数が求められればよいので、他の項目の個数での集計することができます。
以上の設定を行うことで、以下のような表が作成されます。
ただ、年齢および種別ごとの集計にはなっていますが、年代別にはなっていません。
そのため、年齢の項目を10歳間隔でグループ化する必要があります。
年齢の値を元にグループ化する場合は、年齢のいずれかの数値の上で右クリックし、[グループ化]を選択します。
選択後、表示されたグループ化の設定画面にて、グループ化する間隔を指定します。
こちらでは、[先頭の値]を「20」、[末尾の値]を「59」、[単位]を「10」にしています。
以上の手順で、以下のように年齢および種別ごとの集計表を作成することができます。
・補足
必要に応じて表の見出しを変更すると、より見やすくなります。
[行ラベル]と書かれているセルに関しては直接変更することができ、[個数 / 氏名]と書かれている集計の見出しのセルに関しては、ダブルクリックした時に表示される[値フィールドの設定]画面の[名前の指定]にて変更することができます。