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2024年10月2日【ID:0】

【Excel】請求書などの摘要欄を抽出

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以下のような請求書のフォーマットに対し、セルF2の請求書Noを入力すると同時に、摘要欄の内容を別シート(請求管理)から抽出し表示する方法について解説していきます。


摘要欄の抽出

実現するためには、『FILTER関数』を活用します。
FILTER関数は、Excel2021以降で対応している関数になります。

FILTER関数は、指定した表から指定した条件を満たしたデータのみを抽出する関数になります。
この関数の使い方は以下の通りです。

=FILTER(配列, 含む, [空の場合])
// 配列:抽出対象の表
// 含む:抽出する条件
// [空の場合]:抽出対象が存在しない場合に表示する値(省略可能)

こちらの場合、「請求管理」シートから該当する「商品名、数量、単位、単価」を抽出します。

抽出条件は、「「No」が請求書Noと一致する場合」になります。

では、「FILTER関数」を活用して抽出していきます。

抽出する際は、抽出したい位置の先頭のセルに数式を入力します。
こちらでは、摘要欄の先頭のセルB15に数式を入力していきます。

入力する数式は、以下になります。

=FILTER(請求管理!D:G,請求管理!B:B=F2,"")
// 抽出対象の表:請求管理!D:G(今後データが追加されることを考慮し列全体を指定)
// 抽出する条件:請求管理!B:B=F2(請求管理シートのB列のNoが請求書Noと一致する場合)
// 見つからない場合:""(何も表示しない)

これだけで、今後は、セルF2の請求書Noを変更するだけで摘要欄を抽出することができます。
他の項目(請求日、宛名、件名、支払期日、振込先)に関しても別のシートで管理している場合は、請求書Noと紐づけて、今回のFILTER関数や他にもVLOOKUP関数、XLOOKUP関数などを用いて抽出することで、請求書の入力を効率化することができます。

他の書類に関しても、同様に活用できます。


パソコンで開く場合は、記事の最後に「リンクコピー」があるためご活用ください。

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