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2024年12月9日【ID:0】

【Excel】先頭の「0」を維持する簡単な対策


『「0」から始まる数字を入力して確定すると、先頭の「0」が消えてしまう…』
この現象に困った経験がある方は多いのではないでしょうか?

今回は、先頭の「0」を維持する方法について3通りで解説していきます。


①表示形式を「文字列」にする

1つ目は、表示形式を「文字列」にするという方法です。

対象の範囲を選択し、[ホーム]タブの表示形式の設定から[文字列]を指定することで、先頭の「0」を維持することができます。

「0」からの数字を表示できない原因は、数値として認識されてしまうことになります。
Excelは表計算ソフトのため、セルに入力されている数字は、基本、数値として認識されてしまいます。
数値には、「0」から始まる値は存在しないため、勝手に先頭の「0」が消えてしまうというのが原因になります。
そのため、こちらの手順では、セルの表示形式を「文字列」という設定にすることで、入力された数字を数値ではなく「文字列」として判定するようにしています。

セルに表示された緑色の警告は、セルに数値ではなく文字列として入力されているということを表しています。
※Excelの設定内容によっては警告が表示されないこともあります。


②先頭に「’」を入力する

2つ目は、先頭に「’」を入力するという方法です。

先頭に「’」を入力してから数字を入力することによって、表示形式を設定しなくても数値として入力することができます。

数式バーで確認すると先頭の「’」が表示されてしまいますが、見た目では先頭の「’」は表示されなくなります。

この先頭の「’」は、数式で文字結合する際などには影響ありません。


③表示形式で「0」を表示する

3つ目は、表示形式で「0」を表示するという方法です。

こちらの方法の場合は、「文字列」ではなく「数値」として入力することができます。
ただ、予め指定した桁数でしか「0」を表示することができません。

まずは、対象の範囲を選択し、[ホーム]タブの表示形式の設定から[その他の表示形式]を選択します。

表示された[セルの書式設定]の画面の[表示形式]タブから[ユーザー定義]を選択し、[種類]と書かれた位置の下のテキストボックス内に、好みの桁数の「0」を入力し、確定します。

この設定を行うことによって、入力した数値を指定した桁数になるまで「0」で埋めることができます。

また、この方法の場合は、「文字列」ではなく「数値」として入力できるため、緑色の警告は表示されません。


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