2024年12月16日【ID:0】
【Excel】数式で年齢を求める方法【2選】
数式を活用して、生年月日から年齢を求める方法について2通りで解説していきます。
方法1:YEARFRAC関数を活用
1つ目の方法では、『YEARFRAC関数』を活用します。
この関数では、指定した期間の年数を求めることができます。
この関数の使い方は、以下になります。
=YEARFRAC(開始日, 終了日, [基準])
// 指定した開始日と終了日の差を指定した[基準]で求める
// ▼[基準]▼
// 0または省略:30日/360日(NASD方式)
// 1:実際の日数/実際の日数
// 2:実際の日数/360日
// 3:実際の日数/365日
// 4:30日/360日(ヨーロッパ方式)
今回は年齢を求めたいため、引数[基準]には「1」を指定します。
年齢を求める場合は、生年月日と本日の日付の差を求める必要があります。
本日の日付は、TODAY関数で取得できるため、以下のような数式で年齢を求めることができます。
// =YEARFRAC(C3,TODAY(),1)
// 最終行までコピー
ただ、上記のように、年齢に小数が含まれてしまう可能性があります。
そのため、INT関数やROUNDDOWN関数などと組み合わせて、小数点以下を切り捨てる必要があります。
こちらでは、INT関数を活用して、以下のように小数点以下を切り捨てます。
=INT(YEARFRAC(C3,TODAY(),1))
// 最終行までコピー
方法2:DATEDIF関数を活用
2つ目の方法では、『DATEDIF関数』を活用します。
この関数では、指定した期間の差を求めることができます。
この関数の使い方は、以下になります。
=DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)
// 指定した「開始日」と「終了日」の差を、指定した「単位」で求める
// ▼単位(一部)▼
// "Y":年数
// "M":月数
// "D":日数
今回は年齢を求めたいため、引数[単位]には「"Y"」を指定します。
年齢を求める場合は、先ほどと同様に、生年月日と本日の日付の差を求める必要があります。
本日の日付は、TODAY関数で取得できるため、以下のような数式で年齢を求めることができます。
=DATEDIF(C3,TODAY(),"Y")
// 最終行までコピー