2024年12月18日【ID:0】
【Excel】数式1つ・関数1つで集計表を作成!?
以下の左側の表から右側の集計表を作成するには、今までは、SUMIFS関数やピボットテーブルなどを活用する必要がありました。
しかし、2024年に登場した「GROUPBY関数」や「PIVOTBY関数」を活用することで、1つの数式、尚且つ、1つの関数のみで集計表を作成することができるようになりました。
それぞれの関数について、簡単に解説していきます。
GROUPBY関数とは
GROUPBY関数では、特定の項目をグループ化した集計表を作成することができます。
グループ単位で、合計や平均、最大値などといった集計を行うことができます。
以下の数式は、担当と商品ごとの売上と利益の合計を求めたものになります。
=GROUPBY(B2:C16,D2:E16,SUM)
※罫線は別途設定しています。
このように、GROUPBY関数では、指定した条件で集計した結果を列方向に展開することができます。
詳しい使い方については、以下の記事(動画)にて解説しています。
PIVOTBY関数とは
PIVOTBY関数では、特定の項目をグループ化したマトリックス形式の集計表を作成することができます。
グループ単位で、合計や平均、最大値などといった集計を行うことができます。
以下の数式は、日付と担当ごとの各商品の売上の合計を求めたものになります。
=PIVOTBY(A2:B16,C2:C16,D2:D16,SUM)
※罫線は別途設定しています。
このように、PIVOTBY関数では、GROUPBY関数とは異なり、指定した条件で集計した結果をマトリックス形式で展開することができます。
そのため、ピボットテーブルのような集計表を作成する際は、PIVOTBY関数を活用するのが良いです。
詳しい使い方については、以下の記事(動画)にて解説しています。