2024年12月20日【ID:0】
メンバー限定
【ExcelVBA】簡単なマウス操作のみで販売数を入力
野外イベントなどで販売数を管理しながら受付業務を行う際、商品が購入される度、販売数の数値を直接入力するのは大変です。
そのため、こちらでは、特定の商品の販売数のセルをダブルクリックするだけで、その販売数に1を加えることができる機能を開発していきます。
また、何かしらの原因でデータが紛失しないように、販売数を加算する度、自動で保存される機能も加えていきます。
こちらでは、以下の商品ごとの販売数を管理した表を活用して開発していきます。
※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
開発準備
「特定のセルをダブルクリックすると同時に、何かしら処理を実行する」という仕組みは、該当するシートモジュールのイベントプロシージャを活用することで実現できます。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。
選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。
次に、該当するシートのセルをダブルクリックすると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。
「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャと呼ばれるものになります。
ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルがダブルクリックされると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「BeforeDoubleClick」を選択します。
表示された「Worksheet_BeforeDoubleClick」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。
コードの記述
以下のコードを記述します。
続きはIT予備メンバー限定です。
メンバー限定コンテンツになります。
IT予備メンバーページと連携することで内容を確認することができます。
メンバーとは
すでにメンバーの方は、
ログインして連携してから、こちらを更新すると閲覧できます。
※連携しても確認ができない場合は、少し時間を置いてご確認ください。
ログイン(新しいタブ)
※[ログイン]→[設定]→[IT予備-連携]で連携できます