2025年1月17日【ID:0】
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【ExcelVBA】自動で書類の発行日とお支払い期限を設定
以下の請求書の書類フォーマットに関して、セルB7の件名を入力すると同時に、セルG4の発行日とセルC12のお支払い期限を自動入力する仕組みの実現方法について解説していきます。

※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
1. 開発準備
シートで特定のセルが編集されたときに処理を実行するには、「シートモジュール」を使用します。これにより、指定したセルが変更されると同時に処理が行われます。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルに値を入力すると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャと呼ばれるものになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルに値を入力すると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「Change」を選択します。

表示された「Worksheet_Change」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

2. コードの記述
以下のコードを記述します。
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