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2025年2月28日【ID:0】

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【Excel】選択している行のデータを縦向きに抽出


Excelで選択している行のデータを縦向きに抽出する方法について解説します。

実は、マクロを使用せずに簡単な数式のみで実現できます。
順番に手順を解説していきます。


1. 先頭行のデータを縦方向に抽出

まずは、先頭行(No.1)のデータをB列のセルに抽出していきます。

抽出する際に、横方向のデータを縦方向に転置する必要があります。
転置するには、TRANSPOSE関数を活用します。

抽出する先頭のセルB3に以下の数式を入力します。

=TRANSPOSE(D3:M3)
// D3:M3:先頭行(No.1)のデータ

数式を入力して確定することで、以下のように先頭行のデータを縦方向に変換して抽出することができます。


2. 抽出する行番号を数値にする

現状の数式は、抽出するデータが「D3:M3」と参照になっています。

=TRANSPOSE(D3:M3)

最終的には選択している行のデータを抽出する必要があるため、1行目、2行目と行番号を変更するだけで抽出対象のデータが変更できるように修正します。

こちらでは、OFFSET関数を活用して行番号で指定できるように修正します。
OFFSET関数とは、指定した範囲から指定した行数、列数移動した位置の範囲を取得することができる関数です。
OFFSET関数を活用して1行移動した先がセル「D3:M3」になるように、以下のような数式にします。
※No.1のデータが1行移動した先になるようにします。

=TRANSPOSE(OFFSET(D2:M2,1,0))
// D2:M2:移動する前の範囲
// 1:1行下へ移動
// 0:0列右へ移動

数式を入力して確定することで、以下のように抽出することができます。

OFFSET関数で指定した行数を以下のように修正するだけで、抽出するデータの行を変更することができます。

=TRANSPOSE(OFFSET(D2:M2,2,0))
// 2:2行下へ移動

3. 行番号を自動取得する

最後に、OFFSET関数で指定している行数を自動で取得する仕組みを実現します。
実は、この仕組みも数式のみで実現できます。


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