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2025年5月16日【ID:0】

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【ExcelVBA】入力と同時に値を上に詰める

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セルに値を入力すると同時に、値を自動で上に詰める仕組みの実現方法について紹介していきます。

また、今回の仕組みでは、表の途中の値を削除した際にも、値が自動で上に詰められます。

※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。


1. 開発準備

こちらでは、以下のような「氏名」を入力する1列の表を活用します。

そして、「この表に新規で値を入力した時や、値を削除した時に、表の値を上に詰める」という仕組みを実装していきます。

そのように、該当するシートのセルを編集すると同時に処理を自動で実行するには、「シートモジュール」の「イベントプロシージャ」を活用します。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルを編集すると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルを編集すると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「Change」を選択します。

表示された「Worksheet_Change」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

2. コードの記述

以下のコードを記述します。


続きはIT予備メンバー限定です。

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