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2025年7月8日【ID:0】

【Excel】実は数式内にコメントを残せます

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複雑な数式を扱っていると、「ここ部分、後で見返したときに分かるようにコメントを残しておきたい」と思うことがありますよね。
しかし、セルにメモ(コメント)を追加すると、以下のように、赤いマークが表示されてしまいます。

この赤いマークは、人によっては気になります。

そのため今回は、赤いマークを表示させない数式の中にコメントを残す方法について解説していきます。

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数式の中にコメントを残す

数式の中にコメントを直接残す際は、N関数T関数を使う方法がおすすめです。
これから解説する方法では、数式の計算結果には一切影響しません。

数式の結果が「数値」なのか「文字列」なのかによって、コメントの残し方が少し異なるので、順番に解説していきます。


計算結果が「数値」の場合

まずは、「計算結果が数値の場合」について解説していきます。
例えば、以下の数式に「科目Dのみ1.5倍して合計」というコメントを残したいと思います。

=SUM(C7:C9,C10*1.5,C11)

その際は、N関数を活用して、以下のようにコメントを残します。

=SUM(C7:C9,C10*1.5,C11)+N("科目Dのみ1.5倍して合計")

このように、「+N("コメント")」を数式の末尾に追加するだけです。

N関数は「指定した値が数値の場合はその数値、文字列の場合は0を返す関数」です。

そのため、N関数でコメントを追加した場合、数式の結果に0が加算されるだけなので、結果は変わりません。


計算結果が「文字列」の場合

次は、「計算結果が文字列の場合」について解説していきます。
例えば、以下の数式に「400以上の場合に合格」というコメントを残したいと思います。

=IF(C4>=400,"合","否")

その際は、T関数N関数を活用して、以下のようにコメントを残します。

=IF(C4>=400,"合","否")&T(N("400以上の場合に合格"))

このように、「&T(N("コメント"))」を数式の末尾に追加するだけです。

N関数は「指定した値が数値の場合はその数値、文字列の場合は0を返す関数」でした。
T関数は、その逆で「指定した値が文字列の場合はその文字列、数値の場合は空を返す関数」です。

数式の結果が文字列の場合、以下のように「+N("コメント")」とコメントを追加してしまうと、「文字列+0」になり、正しく計算ができずにエラーになってしまいます。

=IF(C4>=400,"合","否")+N("400以上の場合に合格")

そのため、数式の結果が文字列の場合は、N関数でコメントを0にし、T関数で空にして、その空文字を加えます。
そのようにすることで、「文字列+空文字」となり、結果を変えずに表示させることができます。


まとめ

数式の中にコメントを残す際は、その数式の結果が数値の場合は「+N("コメント")」、文字列の場合は「&T(N("コメント"))」を数式の末尾に追加します。

ただし、コメントを加えることで数式が長くなり、見づらく感じる場合もあります。
チームで使用する際は、コメントの追記ルールをあらかじめ資料などで共有しておくことをおすすめします。


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