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2025年7月15日【ID:0】
【Excel】点数を5段階の星マーク(★)で表示する
数値データを視覚的に分かりやすく表現したい時、星マーク(★)を使った評価表示は非常に効果的です。

今回は、0点から100点の点数を5段階の星(★)評価で表示する方法をご紹介します。
基本的な考え方
5段階で表現するには、点数が5段階のどの位置にあるのかを求める必要があります。
そのため、0点から100点の101通りの点数を5段階に分割し、その段階に応じて★の数を決定します。
1. 点数を5段階評価の数値に変換
まず、評価を表示する先頭のセルを選択し、以下の数式を入力します。
=C3/101*5
// C3:点数が入力されているセル
// 101:0~100点の101通りで割る
// 5:5段階評価にするため5倍する

確定後、表の最後までコピーすると、整数部分が0から4の5段階評価になります。

2. 整数部分を1から5に変換
星の数を1~5個で表現するために、先ほど求めた数値の整数部分を1から5にします。
そのため、先ほどの数式に1を加えて、再度全体にコピーします。
=C3/101*5+1

これで整数部分が1から5になります。
3. REPT関数で「★」を表示
この整数部分の数だけ★を並べるには、REPT関数を使用します。
=REPT("★",C3/101*5+1)
// "★":繰り返す文字列
// C3/101*5+1:繰り返す回数(小数部分は切り捨てられる)
この数式を先頭に入力して全体にコピーすることで、「★」に置き換えることができます。

4. 「☆」で埋めて5つの星にする
5つの星を表示にするために、「☆」を追加します。
「☆」の数は、5から表示されている「★」の数を引いた数になります。
=REPT("★",C3/101*5+1)&REPT("☆",5-INT(C3/101*5+1))
// &:文字結合(★と☆をつなげる)
// INT(…):小数点以下を切り捨てる
// 5-INT(C3/101*5+1):「☆」の数
この数式を先頭に入力して全体にコピーすることで、完成です。

まとめ
この方法を使えば、数値データを一目で理解できる「★」評価に変換できます。
レポートや資料作成時などに、データを可視化する際に活用してみてください。
数式が複雑に見えますが、理屈を理解すれば覚える必要もありません。
ぜひ試してみてください。
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