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2025年10月28日【ID:0】
【Excel】条件付き書式で結合した見た目にする方法
以下の予定表のように、連続した予定を結合した見た目にし、背景色を色付けする「条件付き書式」の設定方法について解説していきます。

条件付き書式に設定する条件式
こちらでは、以下の表をもとに作成していきます。

まずは、どのような条件を満たしたときに、以下の書式を反映させる必要があるのか考えていきます。
① セルに色付けする
② セルの値を非表示にする
③ セルの罫線を非表示にする
①のセルの色付けに関しては、B列とC列の2列に適用する必要があります。
この該当行の2列を色付けするかどうかは、C列に値が入力されているかどうかで判断できます。
例えば、3行目の場合、以下のような条件式になります。
=$C3<>""
// C列で固定のため、Cの手前に「$」を指定
次、②のセルの値を非表示にすることに関しては、C列のみに適用する必要があります。
C列の対象のセルの値を非表示にするかどうかは、1つ前の値と同じかどうかで判断できます。
例えば、3行目のC列の場合、以下のような条件式になります。
=C3=C2
// C列のみのため、Cを「$」で固定しなくてもよい
さらに、セルが空の場合は、非表示にする必要はないので、「空でない場合」という条件を加えます。
例えば、3行目のC列の場合、以下のような条件式になります。
=AND(C3<>"",C3=C2)
// ANDで2つの条件式を指定
最後、③のセルの罫線を非表示にすることに関しては、②と同様にC列のみに適用する必要があります。
また、条件式に関しても②と同様で、②の条件を満たしたときに、そのセルの上の罫線を非表示にします。
条件付き書式の設定
では、以下の条件式を条件付き書式で設定していきます。
① セルに色付けする(B列とC列):=$C3<>""
② セルの値を非表示にする(C列):=AND(C3<>"",C3=C2)
③ セルの罫線を非表示にする(C列):=AND(C3<>"",C3=C2)
まずは、①のセルに色付けする対象の範囲(見出しを除いた範囲全体)を選択します。
この時、選択基準のセル(アクティブセル)は、以下のように、3行目になるようにします。

次に、[ホーム]タブから[条件付き書式]の[新しいルール]を選択し、以下のように設定します。

入力する数式は、アクティブセルに対しての数式になります。
上記では、セルB3がアクティブセルのため、セルB3に対しての以下の条件式を入力しています。
=$C3<>""
他の選択範囲には相対参照(「$」で固定された列または行を除く)で反映されます。
そのため、上記の設定内容で確定することで、以下のように予定のある行を色付けすることができます。

次は、②のセルの値を非表示にする対象の範囲(見出しを除いたC列全体)を選択します。
この時、選択基準のセル(アクティブセル)は、以下のように、セルC3になるようにします。

次に、[ホーム]タブから[条件付き書式]の[新しいルール]を選択し、以下のように設定します。

入力する数式は、アクティブセルに対しての数式になります。
上記では、セルC3がアクティブセルのため、セルC3に対しての以下の条件式を入力しています。
=AND(C3<>"",C3=C2)
また、③のセルの罫線を非表示する範囲と条件式に関しても、②と同様になるので、「セルの書式設定」の画面で「セルの罫線を非表示にする設定」を行います。
条件を満たしたときに非表示にする罫線は、セルの上の罫線になるため、以下のように設定します。

上の罫線を2回クリックすることで、非表示にできます。
上記の設定内容で確定することで完成です。
以下のように、連続した予定を結合した見た目にし、背景色を色付けすることができます。

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