Python開発環境


Python基礎編へ

Pythonとはプログラミング言語です。
少ないコードで簡潔にプログラムを書けることや、
専門的なライブラリが豊富なため、初心者でも簡単に開発できることが特徴です。

このPythonを用いてExcelを作成することで、
内容によっては、VBAよりも複雑な処理や高速処理が実現可能になります。

まずは以下の手順により、開発するために必要な環境を構築する必要があります。

Pythonとはプログラミング言語です。
少ないコードで簡潔にプログラムを書けることや、
専門的なライブラリが豊富なため、
初心者でも簡単に開発できることが特徴です。

このPythonを用いてExcelを作成することで、
内容によっては、
VBAよりも複雑な処理や高速処理が実現可能になります。

まずは以下の手順により、
開発するために必要な環境を構築する必要があります。

【Pythonのインストール】


1. Python公式サイトからファイルをダウンロードします。

ます、こちらにアクセスしてください。
Windowsの場合、「Downloads」の中の「Windows」を押下します。

Python公式サイトの画面

2. 次の画面に遷移します。

こちらには、過去のバージョンを含む多くのファイルが配布されています。
「Python 3.9.10」の場合、パソコンのビット数に合わせて「Windows installer (32-bit)」もしくは、「Windows installer (64-bit)」を押下するとダウンロードできます。

※こちらでは64bit版をダウンロードします。

Python公式サイトのダウンロード画面

3. インストールを開始します。

ダウンロードしたファイルを実行して「Add Python 3.9 to PATH」をチェックし、「Install Now」を押下します。

Pythonのインストール画面

4. 次の画面が表示されればインストールが完了しました。

「Close」を押下し終了します。

Pythonのインストール完了画面

【Pythonの初期設定】


1. Pythonのインストールの確認や、Excelを操作するための環境設定を行うため、「PowerShell」を起動します。

スタートから「PowerShell」と検索し、起動します。

スタートの検索画面

2.次の内容を実行し、Pythonのバージョンが表示されることを確認します。

・python -V

PowerShellの画面

※この際に「Python」のみが表示され、バージョンが表示されない場合は、他のアプリが影響している可能性があります。
スタートの設定から、アプリ→アプリと機能→アプリ実行エイリアスという手順で次の画面を開き、「python.exe」と「python3.exe」をオフにします。

アプリ実行エイリアスの画面

3. 次の内容を実行し、PythonによるExcel操作を可能にします。

・pip install openpyxl

PowerShellの画面

【Visual Studio Codeのインストール】


1. Visual Studio Code公式サイトからファイルをダウンロードします。

ます、こちらにアクセスしてください。
Windowsの場合、「Download for Windows」を押下するとダウンロードできます。

VisualStudioCode公式サイトの画面

※三角ボタンより他のOS用のファイルをダウンロードできます。

VisualStudioCode公式サイトの画面2

2. ダウンロードしたファイルを実行し、契約書を読んで、「同意する」を選択して「次へ」を押下します。

VisualStudioCodeのインストール画面

3. 特に問題がなければ、次の画面に遷移するまで「次へ」を押下します。

こちらの画面に関しても、必要な項目にチェックし、次へを押下します。

※こちらでは「PATHへの追加」のみ選択します。

VisualStudioCodeのインストール画面2

4. 設定内容を確認し、問題がなければ「インストール」を押下します。

VisualStudioCodeのインストール画面3

5. 次の画面が表示されればインストールが完了しました。

「Visual Studio Code を実行する」にチェックし、「完了」を押下します。

VisualStudioCodeのインストール完了画面

【Visual Studio Codeの初期設定】


1. 日本語設定を行います。

四角が4つあるマークを押下し、「japanese」と検索し、Microsoftと書かれている隣の「Install」を押下します。

VisualStudioCodeの拡張機能追加画面

2. インストールが完了したら、VSCodeを再起動します。

VSCodeを閉じて、スタートから「Visual Studio Code」と検索し、起動します。

※VSCodeとは「Visual Studio Code」のことを指します。

スタートの検索画面

3. Pythonを使える環境にします。

四角が4つあるマークを押下し、「python」と検索し、Microsoftと書かれている隣の「Install」を押下します。

VisualStudioCodeの拡張機能追加画面2

4. プログラムの入力チェックツールをインストールするため、「PowerShell」を起動します。

スタートから「PowerShell」と検索し、起動します。

スタートの検索画面

5. 次の内容を実行しインストールします。

・pip install flake8
・pip install autopep8

インストールが完了したらPowerShellを閉じます。

PowerShellの画面

6. VSCodeの歯車マークを押下し、「設定」を押下します。

VisualStudioCodeの設定画面

7.「python.linting Enabled」と検索し、「Linting: Enabled」と「Linting: Flake8」のみにチェックします。

他の内容にチェックがある場合は、チェックを外します。

VisualStudioCodeの設定画面2

8.「python.linting.lintOnSave」と検索し、「Linting: Lint On Save」にチェックします。

VisualStudioCodeの設定画面3

9.「python.formatting.provider」と検索し、「autopep8」を選択します。

VisualStudioCodeの設定画面4

10.「editor.formatOnSave」と検索し、「Editor: Format On Save」にチェックします。

以上の手順で、PythonとVSCodeの設定が完了します。

VisualStudioCodeの設定画面5
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