2024/01/11
【業務】万年カレンダー

【業務】万年カレンダー



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年月を指定するだけで、繰り返し使える万年カレンダーの作成方法について解説しています。

00:00 挨拶
00:44 完成イメージ
01:27 作成(項目や初期値)
02:41 作成(1週目の日付)
08:00 作成(中の週の日付)
09:05 作成(最終週の日付)
16:28 作成(レイアウト)
17:50 完成
18:20 まとめ

2022/11/10
【業務】今日の日付を選択する動的なリンク

【業務】今日の日付を選択する動的なリンク

※スプレッドシートのURLについてはこちらで解説しています

スプレッドシートのURLの仕組みを踏まえて、以下のスケジュール表に対し「今日の日付」を簡単に選択できるハイパーリンクを作成します。

「今日の日付」というものは毎日変化します。
そのため動的なハイパーリンクを作成する必要があります。
その作成にはHYPERLINK関数を使います。




・HYPERLINK関数について

HYPERLINK関数は、第1引数にURL、第2引数に表示したいラベルを設定します。

例えば、以下のように記述すると「https://www.yahoo.co.jp/」へ遷移するリンクを作成することができます。

また、現時点では特に意味はありませんが、文字列や数字は分割して「&」で結合することができます。

これでも同じように「https://www.yahoo.co.jp/」へ遷移することができます。

つまり今回のスケジュール表の場合は以下の「range=」の行番号を数式を使って表現できれば動的なハイパーリンクが実現できることになります。

この「1」の部分に「今日の日付が入力されている行番号」を指定します。




・今日の日付の行番号取得について

今日の日付を取得するにはTODAY関数を使います。

TODAY関数は日付が変わると値も自動で更新されます。
この日付がA列の上から何番目に入力されているのかが分かれば行数が確認できるので、今回はMTACH関数で実現します。

MATCH関数は以下のような引数になります。

MATCH関数には色んな検索方法があります。
今回は「検索の種類」を「0(完全一致)」にした場合で解説します。

MATCH関数の第3引数が「0」の時は、第2引数の「範囲」内の値を上(左)から順番に確認し、第1引数の「検索キー」と完全一致するものが何番目に見つかったのかを取得します。
なので、第1引数にTODAY関数、第2引数にA列全体を指定することで、今日の日付がA列の上から何番目なのかを取得できます。




・今日の日付へのハイパーリンク

最初の式の「1」の内容をMATCH関数の内容に置き換えます。

これで今日の日付へ遷移するハイパーリンクを作ることができました。

以上になります。

他にもCOUNTA関数などを用いて最終行を選択するハイパーリンクを作成するなどと、色んな事に応用ができるので、ぜひ試してみるといいと思います。