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選択しているセルに関連するデータを、新規ブックに瞬時に抽出する機能です。
また、元の表の数式は自動で値に置き換わって抽出されます。
特定のデータを別の方に共有する際や分析する際に、役立つ機能です。
00:00 挨拶
00:26 完成イメージ
01:22 準備
02:03 作成(抽出機能)
16:18 作成(実行ボタン)
17:02 完成
18:06 プログラムの全体
22:08 プレゼントについて
▼準備ファイル▼

以下のように、所属(学年とクラス)と氏名を入力する表で、同じ所属の名前を複数件登録することがあるかと思います。

その際に、毎回同じ所属(学年とクラス)を入力するのは面倒ですし、コピーするのも地味に面倒です。
そのため今回は、所属(学年とクラス)を省略した場合は、1つ前の所属を自動で入力する仕組みの開発方法について紹介していきます。
色んな表で活用できる便利な機能になります。

※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
今回は、以下の表の「氏名」の項目に値が入力された時に、「学年」の項目が空欄だった場合は1つ前の「学年」を入力、「クラス」の項目が空欄だった場合は1つ前の「クラス」を入力するという仕組みを実現していきます。

そのように、特定のシートで特定のセルが編集された時に処理を自動で実行するには、「シートモジュール」の「イベントプロシージャ」を活用します。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルに値を入力すると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルに値を入力すると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「Change」を選択します。

表示された「Worksheet_Change」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

以下のコードを記述します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim r As Long: r = Target.Row
Dim c As Long: c = Target.Column
If r >= 3 And c = 4 Then
If Cells(r, "B").Value = "" Then
Cells(r, "B").Value = _
Cells(r - 1, "B").Value
End If
If Cells(r, "C").Value = "" Then
Cells(r, "C").Value = _
Cells(r - 1, "C").Value
End If
End If
End Sub
では、コードについて解説していきます。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim r As Long: r = Target.Row
Dim c As Long: c = Target.Column
If r >= 3 And c = 4 Then
'省略
End If
End Sub
「Worksheet_Change」というプロシージャの引数の「Target」に、編集されたセルの情報が渡されるため、そのセルの情報から、表の対象のセルが編集されたかどうかを確認しています。
こちらでは、Targetの行番号と列番号を変数「r」と「c」に格納し、「r」が3以上、尚且つ、「c」が4の時、要するに「氏名」の項目が編集されたかどうかを確認しています。

この条件を満たした場合に、Ifの中の処理を実行します。
If Cells(r, "B").Value = "" Then
Cells(r, "B").Value = _
Cells(r - 1, "B").Value
End If
If Cells(r, "C").Value = "" Then
Cells(r, "C").Value = _
Cells(r - 1, "C").Value
End If
こちらでは、学年の項目(r行目のB列)が空欄なのか、クラスの項目(r行目のC列)が空欄なのかを確認しています。
学年の項目(r行目のB列)が空欄の場合は、その項目の1つ前の値(r-1行目のB列)を入力しています。
クラスの項目(r行目のC列)に関しても同様に、空欄の場合は、その項目の1つ前の値(r-1行目のC列)を入力しています。
以上の内容で実現できます。
「氏名」の項目に値が入力された時に、「学年」の項目が空欄だった場合は1つ前の「学年」が入力され、「クラス」の項目が空欄だった場合は1つ前の「クラス」が入力されます。

▼サンプルファイル▼

以下のように、同じ日程が一定間隔で続く予定表を作成したことはありませんか。

このような表を手作業で入力していくのは大変ですし、ミスも起こりやすくなります。
ということで今回は、同じ日付が一定間隔で続く予定表を効率的に作成する方法について紹介します。
直接的に「一定間隔で同じ日付を繰り返す」という機能は存在しませんが、オートフィルの使い方を少し工夫することで、実現することができます。
(例)3行間隔で連続した日付を入力する場合
1. 開始日を必要な回数入力する

2. 次の行に、先頭行の日付に1を加えた日付を表示する数式を入力する

3. 入力した数式を必要な行数分コピーする(オートフィル)

これだけです。
数式の参照先が相対的に変化するため、日付を一定間隔で繰り返して入力することができます。

担当の項目に「A→B→C」などと繰り返した値を入力する場合にも、オートフィルが活用できます。
(例)「A→B→C」を繰り返して入力する場合
1. 繰り返す1周分の値を入力する

2. 入力したセルを選択し、必要な行数分コピーする(オートフィル)

これだけです。
オートフィルの機能を少し工夫して活用することで、一定間隔で続く予定表を作成することができました。
表に法則性のあるデータを入力する際は、オートフィルの機能を使って効率的に入力できないかどうかを検討してみると良いです。

※サイト内の限定動画です。
テストの成績をまとめた表の中から、予め指定した基準を満たした『合格者』だけに『合格証』を自動で発行する仕組みについて解説しています。
『合格証』は、予め指定したフォーマットを元に作成されます。
こちらでは『合格証』で実践していますが、同じ仕組みで、他のシステムにも活用できます。
00:00 挨拶
00:41 完成イメージ
01:55 準備
02:46 作成(合格証発行)
21:32 完成
23:32 プログラムの全体
34:28 まとめ
▼準備ファイル▼

旧タイトル:【1-19】図形の吹き出し部分と余白の調整
図形の「吹き出し部分を好みの位置に調整する方法」と「余白を図形ギリギリまで縮める方法」について解説しています。
00:00 挨拶
01:18 吹き出し部分を好みの位置に調整する
04:40 余白を図形ギリギリまで縮める
06:04 まとめ
06:20 プレゼントについて

以下のように、年月の項目を指定するだけで、自動でその月のカレンダーに切り替わるシートの作成方法について解説していきます。

※こちらのファイルは、記事の最後にて配布しています。
まず、DATE関数を活用して、指定した年月の1日の日付を表示します。
=DATE(B2,B3,1)

これで、B2とB3に入力した年月の1日の日付が表示されます。
2日以降の日付は、前の日付に1日を加えることで表示できます。
=A6+1

1つ数式を入力したら、下へ28日が表示されるまでコピーします。

月によっては29日以降が不要になるため、29日以降に関しては、対象年月の月末日を超えていないかどうかを確認する必要があります。
そのためには、対象年月の月末日を取得する必要があります。
年月から月末日を取得するには、DATE関数で「翌月1日の1日前」と指定します。
=DATE(B2,B3+1,0)
// 1日の1日前なので、日を「0」と指定する
取得した月末日と前の日付(1つ上のセル)と比較し、月末日の方が大きい場合に、前の日付に1日を加えた日付を表示させます。
条件を確認し表示の有無を切り替える場合は、IF関数を活用します。
=IF(DATE(B2,B3+1,0)>A33,A33+1,"")

こちらの場合は、2025年2月の日付を表示しているため、28日の次の日付が表示されないことが確認できます。
こちらの数式を残り2行分(31日分)入力する必要があります。
そのため、数式の年月を参照しているセルに「$」を加えて固定してからコピーします。
=IF(DATE($B$2,$B$3+1,0)>A33,A33+1,"")

上記の画像のセルA35とA36が空になる理由は、IF関数の条件式(論理式)で空と比較しているためです。

文字列(数式により表示された空の文字列「””」)と数値を比較した場合、文字列の方が大きいと判断されるため、IF関数の条件を満たさず空の文字列「””」が表示されます。
※何も入力されていないセルの場合は「0」として扱われるため、挙動が異なります。
日付から曜日を取得するには、TEXT関数を活用します。
以下のように、TEXT関数を活用して日付に対応する曜日を表示します。
=TEXT(A6,"aaa")
// 「aaa」は曜日を表示する書式記号

1つ数式を入力したら、最終行までコピーします。

日付の項目が空の文字列「””」の行に関しては、空の文字列「””」が表示されます。
※何も入力されていないセルの場合は「0」として扱われるため、挙動が異なります。
これで、指定した年月に応じてカレンダーが自動的に切り替わる仕組みが完成しました。
関数を組み合わせることで、ある程度は自動化することができます。
今回は、DATE関数、IF関数、TEXT関数の3つの関数を活用しました。
これらの関数は、よく使われるため覚えておくと良いです。

▼サンプルファイル▼

特定のシートを隠したい場合、通常の「非表示」設定では再表示から簡単に表示されてしまいます。

再表示させない目的で、ブックを保護するという方法もありますが、ブックを保護してしまうと、「シートが移動できない、追加できない」などと扱いづらくなってしまいます。

そこで、本記事では、再表示では表示できない「シートを完全に非表示にする」方法について解説していきます。
Excelには、以下の2種類の非表示設定があることはご存じでしょうか。
1.通常の非表示(再表示で簡単に戻せる)
2.完全非表示(再表示からは戻せない)
恐らく、2つ目の「完全非表示」の設定方法については知らない方がほとんどかと思います。
2つ目の方法を活用することで、ブックを保護しなくてもシートを隠し、誤って表示されるリスクを防ぐことができます。
途中計算用のシートなど、あまり触ってほしくないシートに活用すると良いです。
ただ注意点として、しばらく操作をしていないと、設定した本人すらシートの存在を忘れてしまう可能性があります。
後継ぎなどのことも考慮した上で、非表示にした際の手順書を残しておくと良いです。
シートを完全に非表示にするためには、「VBE(Visual Basic Editor)」を活用します。
通常、VBEはマクロを開発する際に活用する画面ですが、今回はマクロの開発は行いません。
そのため、マクロ有効ブックにする必要もないです。
① VBEを開く
「Alt」キーを押しながら「F11」キーを押すことで、VBEの画面を開くことができます。
[開発]タブが表示されている場合は、[開発]タブの中の[Visual Basic]を選択することでも開くことができます。

② 「プロジェクトエクスプローラー」と「プロパティウィンドウ」を表示する
VBEの画面に「プロジェクトエクスプローラー」と「プロパティウィンドウ」が表示されていない場合は、[表示]メニューから表示します。

③ 「完全非表示」にする対象のシートのプロパティを表示する
「完全非表示」にする対象のシートを選択するか、「プロジェクトエクスプローラー」から対象のシートの項目を選択します。
選択すると、「プロパティウィンドウ」に対象のシートのプロパティが表示されます。
対象のシートのプロパティかどうかは「Name」の項目で確認することができます。
こちらでは「休日一覧」シートを選択しています。

④ 「完全非表示」を設定する
対象のシートの「Visible」プロパティを「2 – xlSheetVeryHidden」にします。

以上です。
これで対象のシートを完全に非表示にすることができます。

この方法で非表示にした場合は、「再表示」からは表示することができません。

ただ、シート自体は存在しているため、数式などで参照することはできます。

「完全非表示」にしたシートを再表示する際は、VBEのプロパティウィンドウから設定します。
再表示する際は、「プロジェクトエクスプローラー」から対象のシートの項目を選択し、対象のシートの「Visible」プロパティを「-1 – xlSheetVisible」に戻します。

これだけで、非表示にしたシートを表示することができます。

シートを完全に非表示にすると、誤って表示されるリスクを防げます。
完全に非表示にしても、VBAや数式で参照することは可能です。
ぜひ試してみてください。

好きなタイミングで瞬時にバックアップできる機能の開発方法になります。
バックアップファイルの拡張子は、対象のExcelファイルと同じものになり、ファイル名は「日付_時間_対象のファイル名」になります。
アドインとして設定する方法についても解説しているため、Excelの標準機能に加えることができます。
00:00 挨拶
00:26 完成イメージ
01:41 準備
02:32 作成(一時保存作成機能)
08:36 作成(アドイン)
11:35 完成
12:50 プログラムの全体
14:22 プレゼントについて
▼準備ファイル▼

以下のようにシートの数が増えすぎると、シートの移動が面倒になりますよね。

シートの一覧を表示して対象のシートを選択するということもできますが、毎回一覧を表示するというのも面倒になります。

そのような時は、不要なシートを非表示にすると思いますが、このシートを非表示にしたり再表示にしたりする作業も地味に面倒ですよね。

ということで今回は、シート名の一覧シートを用意し、そのシートで対象のシート名をダブルクリックするだけでシートの「表示・非表示」を切り替えることができる仕組みを実現していきます。

※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
まず初めに、シート名の一覧シートを用意します。
こちらでは、以下のようなシート名と表示の有無(●なら表示)を管理した表を、シートを追加して用意しています。

次は、用意したシートの「表示」の項目をダブルクリックすることで、対象シートの「表示・非表示」を切り替える仕組みを実現していきます。
「特定のセルをダブルクリックすると同時に、何かしら処理を実行する」という仕組みは、該当するシートモジュールのイベントプロシージャを活用することで実現できます。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルをダブルクリックすると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルがダブルクリックされると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「BeforeDoubleClick」を選択します。

表示された「Worksheet_BeforeDoubleClick」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

以下のコードを記述します。
Private Sub Worksheet_BeforeDoubleClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
If Target.Row >= 3 And _
Target.Column = 3 Then
Cancel = True
Dim wsName As String
wsName = Cells(Target.Row, "B").Value
On Error Resume Next
If Target.Value = "" Then
Target.Value = "●"
Worksheets(wsName).Visible = True
Else
Target.ClearContents
Worksheets(wsName).Visible = False
End If
End If
End Sub
では、コードについて解説していきます。
Private Sub Worksheet_BeforeDoubleClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
If Target.Row >= 3 And _
Target.Column = 3 Then
'省略
End If
End Sub
「Worksheet_BeforeDoubleClick」というプロシージャの引数の「Target」に、ダブルクリックされたセルの情報が渡されるため、そのセルの情報から、表の対象の範囲内がダブルクリックされたかどうかを確認しています。
こちらでは、「3行目以上、尚且つ、3列目のセル」と「表示」のセルの範囲内がダブルクリックされたかどうかを確認しています。

この条件を満たした場合に関してのみ、Ifの中の処理を実行します。
Cancel = True
Dim wsName As String
wsName = Cells(Target.Row, "B").Value
セルをダブルクリックすると、通常、セルが編集モードになるのですが、引数の「Cancel」をTrueにすることで、編集モードにならなくなります。
その次に、ダブルクリックされた行と同じ行のB列の値(シート名)を変数(wsName)に格納しています。
On Error Resume Next
If Target.Value = "" Then
Target.Value = "●"
Worksheets(wsName).Visible = True
Else
Target.ClearContents
Worksheets(wsName).Visible = False
End If
次に、ダブルクリックされたセルの値の有無を確認しています。
値が空の場合は、ダブルクリックされたセルに「●」を入力し、先ほど取得したシート名(wsName)のシートを表示しています。
値が空でない場合は、ダブルクリックされたセルの値をクリアし、先ほど取得したシート名(wsName)のシートを非表示にしています。
先頭の「On Error Resume Next」はエラー対策です。
変数(wsName)に格納されているシート名のシートが存在しない場合に、エラーにならないように、エラーの場合は無視をして続行するという記述になります。
以上の内容で実現できます。
シートの「表示・非表示」を切り替えたい対象のシート名が入力されている行のC列のセルをダブルクリックすることで、そのシートの「表示・非表示」を切り替えることができます。

▼サンプルファイル▼

通常、VLOOKUP関数では、1つの表から検索して値を抽出します。
しかし、以下の表のように、複数に分かれた表で管理されていることもあるかと思います。

今回は、VLOOKUP関数を活用して、複数に分かれた全ての表から検索して値を抽出する方法について2通りで解説していきます。
VLOOKUP関数を活用して、1つの表から検索して値を抽出する場合の数式は以下のようになります。
=VLOOKUP(B3,B6:C20,2,FALSE)

ただ、この数式のままですと、対象が見つからない場合にエラーになってしまいますよね。

そのため、まずはエラー対策としてIFERROR関数を組み合わせます。
IFERROR関数の使い方は、以下になります。
=IFERROR(値, エラーの場合の値)
//指定した[値]がエラーの場合は、指定した[エラーの場合の値]を返す
実際に組み合わせると、以下のようになります。
=IFERROR(VLOOKUP(B3,B6:C20,2,FALSE),"")
// エラーの場合は何も表示しない("")

これで、エラーの場合は何も表示されなくなりました。
後は、もう片方の表から抽出する数式を、以下のように「&」で文字結合するだけで、複数の表から検索して値を抽出することができます。
=IFERROR(VLOOKUP(B3,B6:C20,2,FALSE),"")&IFERROR(VLOOKUP(B3,E6:F20,2,FALSE),"")

複数の表に重複した検索値が含まれていない場合は、いずれか1つのVLOOKUP関数の数式でしか値が抽出されず、他のVLOOKUP関数の数式ではエラーとなり、IFERROR関数で空が返されます。
そのため、上記のように、1つの値のみが抽出されます。
次の方法は、VSTACK関数を活用する方法になります。
VSTACK関数を活用することで、複数の表を縦に結合することができるため、離れている複数の表を縦に結合した表をVLOOKUP関数の範囲に指定することができます。
VSTACK関数は、現時点では365のバージョンでないと活用することができません。
VSTACK関数の使い方は、以下になります。
=VSTACK(範囲1,範囲2,範囲3,…)
// 指定した[範囲]を縦に結合して返す
VLOOKUP関数の範囲を指定する際に、VSTACK関数を組み合わせて指定することで、複数の表を縦に結合した範囲から検索して値を抽出することができます。
実際に組み合わせた数式が以下になります。
=VLOOKUP(B3,VSTACK(B6:C20,E6:F20),2,FALSE)

上記の数式では、IFERROR関数を使用していないため、対象が見つからない時にエラーになってしまいます。

必要に応じて、以下のようにIFERROR関数を組み合わせると良いです。
=IFERROR(VLOOKUP(B3,VSTACK(B6:C20,E6:F20),2,FALSE),"")


以下のようなタスク管理表で、完了したタスクを非表示にして、着手中のタスクを上位に表示するという作業があるとします。
この作業をタスクの進捗を更新する度、手動で行うのは大変ですよね。

そこで今回は、「着手日」または「完了日」を入力すると同時に、これらの操作を自動で行う仕組みの実現方法を解説していきます。
※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
今回は、以下の表の「着手日」もしくは「完了日」の項目に値が入力されると同時に処理を実行します。

そのように、特定のシートで特定のセルが編集された時に処理を自動で実行するには、「シートモジュール」の「イベントプロシージャ」を活用します。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルに値を入力すると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルに値を入力すると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「Change」を選択します。

表示された「Worksheet_Change」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

以下のコードを記述します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.Row >= 3 And _
Target.Column >= 4 And _
Target.Column <= 5 Then
Range("B2").AutoFilter _
Field:=4, _
Criteria1:=""
Range("B2").Sort _
Key1:=Range("D2"), _
Order1:=xlAscending, _
Header:=xlYes
End If
End Sub
では、コードについて解説していきます。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.Row >= 3 And _
Target.Column >= 4 And _
Target.Column <= 5 Then
'省略
End If
End Sub
「Worksheet_Change」というプロシージャの引数の「Target」に、編集されたセルの情報が渡されるため、そのセルの情報から、表の対象のセルが編集されたかどうかを確認しています。
こちらでは、Targetの行番号が3以上、尚且つ、列番号が4以上、5以下の時、要するに「着手日」もしくは「完了日」の項目が編集されたかどうかを判定しています。

この条件を満たした場合に、Ifの中の処理を実行します。
Range("B2").AutoFilter _
Field:=4, _
Criteria1:=""
まずは、絞り込みです。
セルB2を含む表の先頭から4列目の項目「完了日」に対し、空白のセルで絞り込みをしています。
Range("B2").Sort _
Key1:=Range("D2"), _
Order1:=xlAscending, _
Header:=xlYes
次に、並べ替えです。
セルB2を含む表を、セルD2の列の項目「着手日」を基準に昇順(xlAscending)にしています。
表には見出し(項目名)が含まれるため、「Header:=xlYes」と指定しています。
以上の内容で実現できます。
「完了日」に値を入力すると同時に、そのタスクが非表示になります。

また、「着手日」を入力すると同時に、「着手日」を基準に昇順で並べ替えられます。

▼サンプルファイル▼