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必要なチーム名とそれぞれの人数を指定するだけで、自動でチーム分けする仕組みを数式のみで実現する方法になります。
00:00 挨拶
00:36 完成イメージ
01:42 準備
02:33 作成(チームの抽出)
06:23 作成(氏名の抽出)
11:53 完成
12:44 プレゼントについて
▼準備ファイル▼
IT予備
業務効率化のコツが無料で学べる!Excelなどの解説&配布サイト

必要なチーム名とそれぞれの人数を指定するだけで、自動でチーム分けする仕組みを数式のみで実現する方法になります。
00:00 挨拶
00:36 完成イメージ
01:42 準備
02:33 作成(チームの抽出)
06:23 作成(氏名の抽出)
11:53 完成
12:44 プレゼントについて
▼準備ファイル▼

セルに値を入力すると同時に、値を自動で上に詰める仕組みの実現方法について紹介していきます。

また、今回の仕組みでは、表の途中の値を削除した際にも、値が自動で上に詰められます。

※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
こちらでは、以下のような「氏名」を入力する1列の表を活用します。

そして、「この表に新規で値を入力した時や、値を削除した時に、表の値を上に詰める」という仕組みを実装していきます。
そのように、該当するシートのセルを編集すると同時に処理を自動で実行するには、「シートモジュール」の「イベントプロシージャ」を活用します。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルを編集すると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルを編集すると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「Change」を選択します。

表示された「Worksheet_Change」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

以下のコードを記述します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.CountLarge = 1 And _
Target.Row >= 3 And _
Target.Column = 2 Then
Application.EnableEvents = False
Dim lRow As Long
lRow = Cells(Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
On Error Resume Next
Range("B3", Cells(lRow, "B")). _
SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Delete Shift:=xlUp
On Error GoTo 0
Application.EnableEvents = True
End If
End Sub
では、コードについて解説していきます。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
If Target.CountLarge = 1 And _
Target.Row >= 3 And _
Target.Column = 2 Then
'省略
End If
End Sub
「Worksheet_Change」というプロシージャの引数の「Target」に、編集されたセルの情報が渡されるため、そのセルの情報から、表の対象のセルが編集されたかどうかを確認しています。
こちらでは、編集されたセルが1つ(Target.CountLarge = 1)で、行番号が3以上(Target.Row >= 3)、尚且つ、列番号が2(Target.Column = 2)であることを確認しています。
この条件は「表の範囲内の単体のセルが編集された時」という条件になります。

この条件を満たした場合に、Ifの中の処理を実行します。
Application.EnableEvents = False
'省略
Application.EnableEvents = True
今回の処理の内容は、セルの値を上に詰めるという内容です。
Ifの条件範囲内のセルを処理の中で操作するため、「Worksheet_Change」の処理が再度実行されないようイベントを無効にする処理(Application.EnableEvents = False)を記述しています。
処理の最後には、イベントの無効化を解除する処理(Application.EnableEvents = True)を記述しています。
Dim lRow As Long
lRow = Cells(Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
On Error Resume Next
Range("B3", Cells(lRow, "B")). _
SpecialCells(xlCellTypeBlanks).Delete Shift:=xlUp
On Error GoTo 0
表を上に詰める方法として、こちらでは表の中の空白セルを削除して上方向にシフトするという方法で実装しています。
まずは、表の値が入力されている末尾のセルの行番号を変数「lRow」に格納しています。
B列の最終行のセル(Cells(Rows.Count, “B”))からCtrlキーとカーソルキーの上を押して移動(End(xlUp))した先のセルの行番号(Row)を末尾の行番号として取得しています。
次に、表の先頭のセルB3から末尾のセル(Cells(lRow, “B”))の範囲内の空白セル(SpecialCells(xlCellTypeBlanks))を削除(Delete)して上方向にシフト(Shift:=xlUp)しています。
ただ、この処理の内容ですと、空白セルが存在しない時にエラーになってしまうので、エラー対策をしています。
具体的には、エラーになった場合は対象の処理をスキップする(On Error Resume Next ~ On Error GoTo 0)という内容を記述しています。
以上の内容で実現できます。
表の中のセルを編集すると同時に、表の中の空白セルが削除され、値が上に詰められます。


▼サンプルファイル▼

タスク管理をしていると、「今、進行中のタスクは?」「確認が必要なタスクは?」といった情報をサッと確認したくなる場面があります。
今回は、進捗が「着手中」や「確認待ち」になっているタスクを、自動で抽出して表示する方法を紹介していきます。

今回は、以下の表を用いて実現していきます。

2行目以降のB列からE列に抽出元の表、G列からI列に進捗「着手中」のタスクを表示する用の表、K列からM列に進捗「確認待ち」のタスクを表示する用の表を用意しています。
抽出先の表に関しては、表の先頭(セルG1とK1)に抽出対象の進捗を入力しています。
・進捗「着手中」の抽出
まずは、進捗が「着手中」のタスクから抽出していきます。
以下の数式をセルG3に入力します。
=FILTER($B:$D,$E:$E=G1,"")
// 抽出元の表:$B:$D(Noから担当)
// 抽出する条件:$E:$E=G1(進捗の項目がセルG1の値と等しい)
// 抽出対象が見つからない場合に表示する値:""(空)

抽出元の表の範囲は常に固定になるため、「$」で固定しています。
抽出する進捗が入力されたのセルG1に関しては、隣の「確認待ち」のタスクを抽出する際にも、数式を入力したセルの2つ上のセルという感じに相対的な位置になるため、「$」では固定していません。

数式を入力して確定することで、以下のように「着手中」のタスクのみを抽出することができます。

・進捗「確認待ち」の抽出
次に、進捗が「確認待ち」のタスクを抽出していきます。
こちらに関しては、先ほど、セルG3に入力した数式をセルごとコピーして、セルK3に貼り付けるだけで、以下のように抽出することができます。

コピー元の数式をコピー先の数式を比較すると、抽出条件の進捗のセルのみが相対的に変わっていることが確認できます。
コピー元:=FILTER($B:$D,$E:$E=G1,"")
コピー先:=FILTER($B:$D,$E:$E=K1,"")
FILTER関数を使えば、「進捗が◯◯のタスクだけを抽出したい」といったニーズに簡単に応えられます。
今回の数式のポイントは以下の2つ:
・抽出元の範囲は絶対参照
・抽出条件のセルは相対参照
こうすることで、数式を再利用しやすくなり、作業効率が大幅に向上します。

旧タイトル:【2-24】TRIM参照とは
指定した範囲の先頭や末尾の空白を除外する新しい参照方法「TRIM(トリム)参照」について解説しています。
00:00 挨拶
00:28 今まで
01:26 スピルの登場
02:55 TRIM参照
05:33 TRIMRANGE関数
07:28 プレゼントについて

以下の表は、黄色のセルにVLOOKUP関数を用いた数式が入力されており、IDをB列に入力すると同時に、該当する商品名と単価がC列とD列に抽出されるようになっています。

しかし、数式で値を抽出している場合、例外的に商品名や単価を修正する必要がある時に、修正することができません。
直接修正してしまうと数式が上書きされ、更新されなくなってしまいます。

今回は、そのような例外的な修正も可能とした「直接編集も自動抽出もできる仕組み」の実現方法について解説していきます。
※こちらで実現したファイルは記事の最後にて配布しています。
「直接編集も自動抽出もできる仕組み」を実現するためには、VBAで開発する必要があります。
今回の場合は、B列のIDのセルが編集された時に、自動でC列とD列の商品名と価格を表示させる必要があります。

このように、特定のシート内の特定のセルが編集された時に処理を実行する仕組みを実現するには、「シートモジュール」を使用します。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセルに値を入力すると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セルに値を入力すると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「Change」を選択します。

表示された「Worksheet_Change」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

以下のコードを記述します。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim ws1 As Worksheet
Dim ws2 As Worksheet
Set ws1 = Worksheets("商品管理")
Set ws2 = Worksheets("請求書")
If Target.CountLarge = 1 And _
Target.Row >= 5 And Target.Row <= 10 And _
Target.Column = 2 Then
ws2.Cells(Target.Row, "C").ClearContents
ws2.Cells(Target.Row, "D").ClearContents
Dim lRow As Long
lRow = ws1.Cells(ws1.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
Dim i As Long
For i = 2 To lRow
If ws1.Cells(i, "A").Value = Target.Value Then
ws2.Cells(Target.Row, "C").Value = _
ws1.Cells(i, "B").Value
ws2.Cells(Target.Row, "D").Value = _
ws1.Cells(i, "C").Value
Exit For
End If
Next i
End If
End Sub
では、コードについて解説していきます。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
Dim ws1 As Worksheet
Dim ws2 As Worksheet
Set ws1 = Worksheets("商品管理")
Set ws2 = Worksheets("請求書")
If Target.CountLarge = 1 And _
Target.Row >= 5 And Target.Row <= 10 And _
Target.Column = 2 Then
'省略
End If
End Sub
「Worksheet_Change」というプロシージャの引数の「Target」に、編集されたセルの情報が渡されるため、そのセルの情報から、表の対象のセルが編集されたのかどうかを確認しています。
まずはシート情報を格納する用の変数「ws1」と「ws2」を用意し、それぞれに「商品管理」と「請求書」のシート情報を格納しています。

次に、編集されたセルの情報である「Target」から、編集されたセルが1つであり、行番号が5以上10以下、列番号が2であることを確認しています。
これは以下の、IDの項目の範囲内のいずれかのセルが編集されたかどうかの判定になります。

IDの項目の範囲内のいずれかのセルが編集された場合に、Ifの中の処理を実行します。
ws2.Cells(Target.Row, "C").ClearContents
ws2.Cells(Target.Row, "D").ClearContents
先ほどの条件を満たしたときに、編集されたセルと同じ行のC列とD列、要するに同じ行の商品名と単価のセルを空にしています。
Dim lRow As Long
lRow = ws1.Cells(ws1.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
Dim i As Long
For i = 2 To lRow
'省略
Next i
次に、入力された値(ID)と一致する商品名と単価の情報を「商品管理」シートから抽出します。
「商品管理」シート内の表に関しては、今後データが追加される可能性があります。
そのため、まずは表の最終行の位置情報(行番号)を格納する用の変数「lRow」を用意し、その変数「lRow」に該当する行番号を格納しています。
最終行の行番号は、こちらではA列を基準に、A列の一番下のセルを選択して、Ctrlキーを押しながらカーソルキーの上を押して移動した先のセルの行番号から取得しています。

次に、表の先頭から順番に同じIDの行を探すために、繰り返す際の行番号を格納する用の変数「i」を用意しています。
そして、その変数「i」を活用して、2行目から先ほど取得した最終行(lRow)までを1行ずつFor文で繰り返しています。
If ws1.Cells(i, "A").Value = Target.Value Then
ws2.Cells(Target.Row, "C").Value = _
ws1.Cells(i, "B").Value
ws2.Cells(Target.Row, "D").Value = _
ws1.Cells(i, "C").Value
Exit For
End If
最後に、繰り返しの中で、入力したID(Target.Value)と一致するID(i行目のA列の値)が存在するかどうかを確認しています。
そして、一致するIDが存在している場合に、「請求書」シートの対象行のC列とD列に、該当する商品名と単価を入力しています。

一致するIDが存在している場合は、その時点で他の商品を確認する必要がなくなるため、Exti ForでForの繰り返しを終えています。
以上の内容で実現できます。
IDの入力と同時に、該当するIDの商品が存在している場合は、その商品の商品名と単価が表示され、存在していない場合は、何も表示されません。
また、商品名や単価を例外的に編集した場合に関しても、対象のIDのセルを編集して確定するだけで、商品名と単価をリセットすることができます。

▼サンプルファイル▼

セル上に配置した画像を数式で参照して抽出したいけど、上手く抽出できなくて困っている方いませんか?
実は、最新のExcelでは、簡単に抽出することができるようになりました。
以前のバージョンでも画像を数式で抽出することはできたのですが、工程で多く大変になります。
以前のバージョンでの実現方法については、以下の記事が参考になります。
こちらでは、最新の機能を活用して、簡単に画像を数式で参照して抽出する方法について解説していきます。

通常、セルの上に配置された画像はセルの値とは見なされないため、以下のように数式で抽出することができません。

しかし、最新のExcelでは、「セル内に画像を配置する機能」が搭載されました。
こちらの機能を活用することで、セルの上ではなく、セル内に画像を配置することができます。
この機能を活用して、セル内に画像を配置する方法は簡単です。
まずは、対象の画像の左上を、配置したいセルの中に移動させます。

次に、対象の画像を選択し、画像の右上に表示されるアイコンを選択します。

これだけで、以下のようにセル内に画像を配置することができます。
画像が配置されたセルを選択して数式バーを確認すると、「画像」などのようなテキストが表示されます。

画像を配置したセルを編集した際も同様です。

編集して確定してしまうと「画像」のようなテキストに置き換わってしまうので注意してください。
同様に、他の画像に関してもセル内に配置することで、以下のように数式で参照して抽出することができるようになります。

ちなみに、セル内に配置した画像と同じ画像(セルごとをコピーした画像)であれば、画像で検索して抽出することも可能です。

しかし、画像をセル上に戻して、セル内に再度配置した場合など、画像に対し何かしら操作してしまった場合は、別の画像として認識されて検索できなくなってしまうようです。


蓄積される日報をデータベース用のシートで管理し、「新規登録・更新」が簡単に行える日報用のフォームシートを開発しています。
00:00 挨拶
00:38 完成イメージ
02:28 準備
02:59 作成(更新機能)
14:40 作成(読込機能)
18:35 作成(ダブルクリックで読込)
21:17 作成(実行ボタン)
22:15 完成
23:30 プログラムの全体
28:05 プレゼントについて
▼準備ファイル▼

以下のように、同じ形式のテンプレートを複数用意したのに、「「No」ではなく「ID」に変更して、A列を空にしてほしい」などといった修正依頼があった場合、全てのシートを1枚1枚修正するのは大変になります。

今回は、そのような複数シートを一括で修正する時に使えるテクニックを紹介していきます。
まず初めに、同じ形式の修正対象のシートを全て選択します。
複数選択する時は、先頭のシートを選択し、Shiftキーを押しながら末尾のシートを選択します。
離れているシートの場合は、Ctrlキーを押しながら選択します。

後は、アクティブになっているシートに対し、共通する修正を行うだけです。
例えば、項目名を「No」から「ID」に変更し、A列を空にする場合は、以下のようになります。

修正後は、シートの複数選択を解除する必要があります。
全シートを選択している場合は、アクティブになっているシート以外を、一部のシートを選択している場合は、選択しているシート以外を選択することで、複数選択を解除することができます。
選択を解除したら修正完了です。


VLOOKUP関数を使って値を抽出したとき、「抽出元が空白なのに「0」と表示されてしまう…」という経験、ありませんか?
=VLOOKUP(B2,B5:C34,2,FALSE)

今回は、空白を空白として表示する方法について解説していきます。
一般的に知られているのが、IF関数を使う方法になります。
IF関数を用いた場合は、以下のような数式になります。
=IF(VLOOKUP(B2,B5:C34,2,FALSE)="","",VLOOKUP(B2,B5:C34,2,FALSE))

空白のセルを直接表示すると、Excelの仕様上「0」として表示されてしまいます。
そこで、IF関数を用いてVLOOKUP関数で抽出した値が空白の場合は「””」と、直接空白(空文字)を指定して表示させることで実現しています。
ただ、実現はできるものの数式が長いですよね。
実はもっと短く実現する方法があります。
空白を直接表示する時に「0」と表示されてしまう理由は、数値として認識されてしまうためです。
そのため、数値ではなく意図的に文字列にすることで空白のまま表示することができるようになります。
意図的に文字列にするためには、VLOOKUP関数により抽出された値に空白(空文字)を加えるのが簡単です。
具体的には、以下のような数式になります。
=VLOOKUP(B2,B5:C34,2,FALSE)&""

このように、「&」で空白(空文字)を加えるだけで、「0」ではなく空白のまま表示することができます。
ただ、この方法の場合、数値を抽出する際にも文字列として抽出されてしまいます。
そのため、数値を抽出して、計算に使用する場合などには不都合が出ることもあるので、用途によっては注意する必要があります。


旧タイトル:【ex51】棒グラフの1位~3位の色を自動変更
棒グラフの特定の棒(1位~3位など)の色を自動で変更する方法について解説しています。
1度設定するだけで、元の表の数値が変わった時に、自動でグラフの書式が切り替わるようになります。
また、グラフ上に「1位、2位」などの順位を表示する方法についても解説しています。
00:00 挨拶
00:53 一番長い棒の色を変更
03:52 上位3件の色を別々にする
06:56 1位・2位・3位という文字を表示する
10:29 注意点
11:26 プレゼントについて

グループなどを管理している表で、隣のグループの表に氏名を移動したいことってありませんか?
今回は、そんな時に便利な右クリックするだけで氏名を移動できる仕組みを実現していきます。
左側の表から右側の表へ、右側の表から左側の表へ移動することができる仕組みになります。

※こちらで開発したファイルは記事の最後にて配布しています。
今回は、表の中のセルを右クリックすることで、隣の表にデータを移動するという仕組みを実現してきます。
特定のシートの特定のセルを右クリックすることで何かしら処理を実行するには、該当するシートのシートモジュールを活用します。
シートモジュールは、該当するシートのタブ上で右クリックし、[コードの表示]を選択することで表示することができます。

選択すると、以下のエディタ画面(VBE)が表示されます。
また、該当するシートのシートモジュールが表示された状態になります。
「Option Explicit」は、VBEの設定内容次第では表示されません。「Option Explicit」についての解説はこちらでは省略します。

次に、該当するシートのセル上で右クリックすると同時に処理が実行される特殊なプロシージャ(イベントプロシージャ)を用意する必要があります。
そのためには、シートモジュールの左上のリストから「Worksheet」を選択します。

「Worksheet」を選択すると、自動で「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャが表示されます。
このプロシージャは、該当するシート上のいずれかのセルが選択されると同時に処理が実行されるイベントプロシージャになります。

ただ、今回使用するイベントプロシージャは、セル上で右クリックされると同時に処理が実行されるものになります。
そのため、右上のリストから「BeforeRightClick」を選択します。

表示された「Worksheet_BeforeRightClick」というプロシージャを活用します。
「Worksheet_SelectionChange」というプロシージャに関しては削除して問題ないです。

以下のコードを記述します。
Private Sub Worksheet_BeforeRightClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
If Target.CountLarge = 1 And _
Target.Row >= 3 Then
Dim lRow As Long
If Target.Column = 2 Then
Cancel = True
lRow = Cells(Rows.Count, "C").End(xlUp).Row
Cells(lRow + 1, "C").Value = Target.Value
Target.Delete xlUp
ElseIf Target.Column = 3 Then
Cancel = True
lRow = Cells(Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
Cells(lRow + 1, "B").Value = Target.Value
Target.Delete xlUp
End If
End If
End Sub
では、コードについて解説していきます。
Private Sub Worksheet_BeforeRightClick(ByVal Target As Range, Cancel As Boolean)
If Target.CountLarge = 1 And _
Target.Row >= 3 Then
'省略
End If
End Sub
「Worksheet_BeforeRightClick」というプロシージャの引数の「Target」に、右クリックされたセルの情報が渡されるため、そのセルの情報から、表の対象の範囲内が右クリックされたかどうかを確認しています。
こちらでは、「右クリックされたセルが単体(複数範囲を選択した上での右クリックでない)で3行目以上のセル」と、まずは対象の表のデータ行が右クリックされたかどうかを確認しています。

この条件を満たした場合に関してのみ、Ifの中の処理を実行します。
Dim lRow As Long
If Target.Column = 2 Then
'省略
ElseIf Target.Column = 3 Then
'省略
End If
lRowという変数は、移動先の表の最終行の行番号を格納する用の変数になります。
こちらは後で使用します。
その次のIfで、右クリックされたセルが2列目(B列)なのか3列目(C列)なのかによって、処理を分岐しています。
Cancel = True
lRow = Cells(Rows.Count, "C").End(xlUp).Row
Cells(lRow + 1, "C").Value = Target.Value
Target.Delete xlUp
右クリックされたセルが2列目(B列)の場合は、「Cancel = True」で右クリック時のメニューが表示されないようにし、lRowに移動先の表(C列)の最終行の行番号を格納しています。
行番号は、C列の一番下のセルからCtrlキーとカーソルキーの上を押して止まった位置のセルの行番号を最終行の行番号として取得しています。
その次に、その取得した行番号の1つ下のセルに、右クリックされたセルの値を格納し、右クリックされたセルを削除して上に詰めています。
Cancel = True
lRow = Cells(Rows.Count, "B").End(xlUp).Row
Cells(lRow + 1, "B").Value = Target.Value
Target.Delete xlUp
右クリックされたセルが3列目(C列)の場合は、先ほどのB列とC列を入れ替えた処理を行っています。
以上の内容で実現できます。
移動したい氏名が入力されているセルの上で、右クリックすることで、その氏名を隣の表に移動することができます。

▼サンプルファイル▼

以下の表は、氏名ごとに曜日を割り当てたものになります。

今回は、こちらの表から曜日ごとで氏名をカンマ区切りにして抽出する方法について紹介していきます。

カンマ区切りで並べて抽出するには、FILTER関数とTEXTJOIN関数を活用します。
FILTER関数では、以下のように条件を満たしたデータのみを抽出することができます。
=FILTER(D:D,E:E="月","")

TEXTJOIN関数では、以下のように指定した複数の値を指定した区切り文字で繋げて表示することができます。
=TEXTJOIN(",",TRUE,D3:D7)

そのため、この2つ関数を組み合わせて、対象のデータの抽出と抽出データの結合を1つ数式で行うことができます。
こちらでは、以下のB列の表に曜日ごとで抽出していきます。

まずは、「月」から抽出していきます。
「月」を抽出する数式は、以下になります。
=TEXTJOIN(",",TRUE,FILTER(D:D,E:E=B2,""))
// FILTER関数で「月」と一致する氏名を抽出し、TEXTJOIN関数でカンマ区切りにして結合

このように、1つの数式で抽出することができます。
他の曜日に関しては、数式を入力したセルをコピーして貼り付けるだけで抽出することができます。

それぞれのセルに貼り付けられる数式は、以下のように相対参照で反映されます。
火:=TEXTJOIN(",",TRUE,FILTER(D:D,E:E=B4,""))
水:=TEXTJOIN(",",TRUE,FILTER(D:D,E:E=B6,""))
木:=TEXTJOIN(",",TRUE,FILTER(D:D,E:E=B8,""))
金:=TEXTJOIN(",",TRUE,FILTER(D:D,E:E=B10,""))
FILTER関数とTEXTJOIN関数の組み合わせは、単に曜日ごとの担当者を抽出するだけでなく、様々な条件に基づいたデータの抽出と結合を自動化できる、非常に汎用性の高いテクニックです。
これらの関数を使いこなすことで、
・データ分析の効率化
・レポート作成の自動化
・日々のルーチンワークの削減
などといった、Excelを使った業務の効率を向上させることができます。