2024/09/30
【Googleスプレッドシート】チェックボックスの自動表示

【Googleスプレッドシート】チェックボックスの自動表示

以下の表のように、値が入力されている行に関してのみチェックボックスを自動表示する方法について解説していきます。


条件付き書式の活用

実現するためには『条件付き書式』を活用します。
まずは、必要な数分のチェックボックスを用意する必要があります。
以下の表のチェックボックスの表示を切り替えたい範囲を選択し、[挿入]から[チェックボックス]を選択します。

次に、挿入したチェックボックスを選択している状態で、「条件付き書式」を設定していきます。
条件付き書式は、[表示形式]から[条件付き書式]を選択することで設定できます。

右側に設定画面が表示されましたら、[書式ルール]を[カスタム数式]にし、選択している先頭のセルB3のチェックボックスを非表示する条件式を[値または数式]と書かれているテキストボックスに入力します。

入力する条件式は、「隣のセルC3が空の場合」という意味を表す式になります。
実際に式にすると以下のようになります。

=C3=""

この式は、他の選択範囲にも相対参照で反映されます。
今回は1列のみを選択しているため、このままで問題ないのですが、複数列のチェックボックスを選択している場合などは、列を「$」で固定するなどと工夫が必要になります。

まずは、以下の式を入力します。

=C3=""

後は、[書式設定のスタイル]を設定するだけです。
チェックボックスの見た目を非表示にするには、「チェックボックスを挿入したセルの背景色」「チェックボックスの色」を同じ色にする必要があります。

こちらでは、背景色の塗りつぶしをなしにし、テキストの色(チェックボックスの色)を白にします。

これで[完了]を選択することで、設定は完了です。
以下のように、隣のセル(タスク)に値が入力されていない行に関しては、チェックボックスが非表示になったかと思います。


補足

チェックボックスが表示されていないセルに関しても、チェックボックス自体は存在しています。
そのため、選択しようとすると、以下のような警告が表示されます。

2024/09/27
【ExcelVBA】セルの値とシート見出しの色を連動

【ExcelVBA】セルの値とシート見出しの色を連動

以下のシートのセルA2に入力されているステータスに応じて、シート見出しの色を自動で変更する仕組みについて解説していきます。

こちらの内容は、VBAで開発しています。
※実際に開発したファイルに関しては、記事の最後にて配布しています。


1. 開発準備

今回の機能は、各シートのセルA2のステータスの値に応じて、シート見出しの色が変換するという内容です。
セルA2にステータスが入力されているシートに関して、全てに適用する場合は、ブックモジュールを活用します。

ブックモジュールは、[開発]タブの中の[Visual Basic]を選択して、プロジェクトウィンドウから[ThisWorkbook]を選択することで、表示することができます。

表示されたブックモジュールにて、上のリストから[Workbook]を選択し、隣のリストから[SheetChange]を選択します。

表示された[Workbook_SheetChange]というプロシージャのみを活用します。
他のプロシージャに関しては、削除しても問題ございません。

[Workbook_SheetChange]というプロシージャが、各シートのセルが編集された時に実行されるイベントプロシージャになります。
このプロシージャの引数「Sh」に実行のきっかけとなったシートの情報、引数「Target」に実行のきっかけとなったセルの情報が渡されます。


2. コードの記述

これらの情報を活用して、以下のように処理を記述します。

Private Sub Workbook_SheetChange(ByVal Sh As Object, ByVal Target As Range)
    
    If Sh.Range("A1").Value = "ステータス" Then
        If Sh.Range("A2").Value = "確認待ち" Then
            Sh.Tab.Color = RGB(255, 255, 0)
        ElseIf Sh.Range("A2").Value = "修正待ち" Then
            Sh.Tab.Color = RGB(255, 165, 0)
        ElseIf Sh.Range("A2").Value = "完了" Then
            Sh.Tab.Color = RGB(180, 180, 180)
        Else
            Sh.Tab.ColorIndex = xlColorIndexNone
        End If
    End If
    
End Sub

では、このコードの処理の内容を解説します。

If Sh.Range("A1").Value = "ステータス" Then

初めに、対象のシートのセルA1に”ステータス”という文字が入力されているかどうかを確認します。
”ステータス”という文字が入力されている場合に関してのみ、内側の以下の処理を実行します。

If Sh.Range("A2").Value = "確認待ち" Then
    Sh.Tab.Color = RGB(255, 255, 0)
ElseIf Sh.Range("A2").Value = "修正待ち" Then
    Sh.Tab.Color = RGB(255, 165, 0)
ElseIf Sh.Range("A2").Value = "完了" Then
    Sh.Tab.Color = RGB(180, 180, 180)
Else
    Sh.Tab.ColorIndex = xlColorIndexNone
End If

ここで、セルA2の値が”確認待ち”なのか、”修正待ち”なのか、”完了”なのか、それ以外なのかを判断し、それぞれの条件に合ったシート見出しの色を設定しています。

Sh.Tab.Color = RGB(255, 255, 0)

”確認待ち”の場合は、上記の内容でシート見出しの色を黄色にしています。
色はRGBで指定しています。
他、”修正待ち”の場合はオレンジ色、”完了”の場合は灰色にしています。

Sh.Tab.ColorIndex = xlColorIndexNone

どれにも該当するステータスがない場合は、上記の内容でシート見出しの色をリセット(色なし)しています。
リセットする場合は、ColorIndexを使用し、xlColorIndexNoneと指定します。

ExcelVBAレベル確認

3. 完成

このコードを記述することで、以下のように、セルA2のステータスに応じて、該当するシート見出しの色が自動で変更されます。

▼サンプルファイル▼

2024/09/25
【Excel】表の中に集計行を瞬時に挿入

【Excel】表の中に集計行を瞬時に挿入

以下のように、元々ある表に対して、特定の項目でグループ化し集計行を挿入する方法について解説していきます。


「小計」機能の活用

集計行を挿入するには、[小計]という機能を活用します。
まずは、集計の基準となる項目で昇順もしくは降順にし、要素ごとで分ける必要があります。
こちらでは、以下のように[担当]の項目を基準に[昇順]にしています。
対象の項目のセルを選択し、[データ]タブの中の[昇順]を選択するだけで昇順にできます。

並べ替えることができましたら、表の中を選択している状態で、[データ]タブの中の[小計]を選択します。

[小計]を選択すると表示される以下の画面にて、[グループの基準]と[集計の方法]、[集計するフィールド]を選択します。
こちらでは、[担当]、[合計]、[契約数]を選択しています。

これで確定するだけで、集計行を挿入することができます。


複数の集計行を挿入

また、この[小計]の機能に関して、複数の集計行を挿入することもできます。
試しに平均の集計行を挿入していきます。 先ほどと同様に、[小計]を選択し、[担当]、[平均]、[契約数]と指定します。
この時、注意点として、前回の集計結果を上書きしないために、[現在の小計をすべて置き換える]のチェックを外した状態で確定します。

これだけで、以下のように[合計]に加え、[平均]も表示することができます。
グループを閉じることで、担当ごとの集計結果が確認しやすくなります。

2024/09/23
【Excel】表の中の集計項目を瞬時に埋める

【Excel】表の中の集計項目を瞬時に埋める

以下のような「小計と総計の枠が用意された表」に対して、瞬時に小計と総計を求める数式を入力する方法について解説していきます。


小計を求める

まずは小計から求めていきます。

初めに総計を除いた範囲(合計を含む)を選択します。

次に、選択範囲内の空白セルのみを選択します。
[ホーム]タブの中の[検索と選択]より[条件を選択してジャンプ]を選択し、[空白セル]を指定して確定することで、選択範囲内の空白セルのみを選択することができます。

この状態で、[ホーム]タブ内の[オートSUM]を選択するだけで、瞬時に小計と合計のセルを埋めることができます。

以下のように、自動でSUM関数が入力されて集計されます。


総計を求める

次に総計を求めていきます。

初めに総計を表示したい空白のセルのみを選択します。

次に、先ほどと同様に、[ホーム]タブ内の[オートSUM]を選択するだけで、総計のセルを埋めることができます。

以下のように、先ほどSUM関数で集計された範囲のみを合計した結果が表示されます。


補足

[オートSUM]の機能に関しては、以下のショートカットでも実行することができます。

・日本語配列:Alt + Shift + –
・英語配列:Alt + =

2024/09/20
【ExcelVBA】選択した値の関連データを自動で抽出

【ExcelVBA】選択した値の関連データを自動で抽出

この記事では、特定のデータを選択して「抽出」ボタンを押すだけで、関連データを別シートに自動で抽出する機能の開発方法について解説しています。
解説には、以下の表を活用します。

(例)「男」を選択して「抽出」ボタンを押す → 「男」シートが作成され「男」のデータのみが抽出される

※開発したファイルは、記事の最後で配布しています。


1. 開発準備

まずは、[開発]タブの中の[マクロ]を選択します。

表示された以下の画面にて、開発する機能の名前を入力します。
こちらでは「抽出」と入力しています。

入力後、[作成]ボタンを押します。

以下の画面が表示されましたら、エディタ内のSub~End Subの中にプログラムを記述していきます。
※Option Explicitはエディタの設定内容によっては表示されません。


2. コードの記述

Sub~End Subの中に記述する内容は、以下になります。

Sub 抽出()
    
    Dim t As Range
    Set t = ActiveCell
    
    t.AutoFilter Field:=t.Column - 1, Criteria1:=t.Value
    Columns("A:E").Copy
    
    With Worksheets.Add
        .Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteFormats
        .Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteColumnWidths
        .Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
        .Name = t.Value
        .Range("A1").Select
    End With
    
    t.AutoFilter
    
End Sub

先頭から順番に解説していきます。

Dim t As Range
Set t = ActiveCell

こちらでは、tというセルの情報を格納する用の変数(入れ物)を用意し、アクティブセル(選択基準のセル)の情報を格納しています。

t.AutoFilter Field:=t.Column - 1, Criteria1:=t.Value

こちらで、先ほど定義したtのセルを基準にフィルター機能で絞り込みを行っています。
絞り込みの内容は、tの列番号から1を引いた位置の列(表がB列から始まっているため、実際の項目の位置情報と列番号は異なる)に対し、tのセルの値と一致するデータになります。

以下の場合、セルD5が選択されているため、D列の列番号の4から1を引いた3番目の項目(性別)に、セルD5の値(男)が入力されているデータのみで絞り込みを行います。

Columns("A:E").Copy

そして、絞り込みをした表を含むA~E列の範囲をコピーしています。

With Worksheets.Add
    .Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteFormats
    .Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteColumnWidths
    .Range("A1").PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
    .Name = t.Value
    .Range("A1").Select
End With

こちらで、新しいシートを追加し、コピーしたデータ(書式、列幅、値)を貼り付けています。
貼り付けた後に、シート名をtのセルの値にし、そのシートのセルA1を選択するという処理です。

t.AutoFilter

最後に、絞り込みをした表の絞り込みを解除して、処理が終了します。


3. ボタンの作成

後は、開発した機能をボタンに割り当てます。
ボタンは、[開発]タブの中の[挿入]から[ボタン]を選択することで作成することができます。

図形の作成時と同様に、好みの位置にボタンを作成することができます。
ボタンを作成すると[マクロの登録]という画面が表示されるため、開発したマクロ(こちらの場合は「抽出」)を選択して確定します。

必要に応じて、ボタンの表示名を変更することで、ボタンの完成です。
※一度作成したボタンを選択すると、割り当てた処理が実行されてしまいます。
作成したボタンを編集する際は、右クリック、もしくは、Ctrlキーを押しながら選択します。


4. 完成

以上の手順で完成です。

好みのデータを選択してから「抽出」ボタンを押すことで、選択したデータに関連するデータを別シートに抽出することができます。

こちらで開発したExcelファイルは、以下になります。

▼サンプルファイル▼

2024/09/18
【Excel】瞬時に時間形式を分形式に変換

【Excel】瞬時に時間形式を分形式に変換

以下のように、「○:○○」と時間の形式で表示されているセルに対して、値を保持したまま「分だけの形式」に変換する方法について解説していきます。

(例)1:20 → 80

ExcelVBAレベル確認

表示形式の設定を変更

表示形式の設定で、時間を「○:○○」という形式で表示している場合、表示形式の設定を変更することで、表示内容を「分だけの形式」に簡単に変換することができます。

通常、セルに「○:○○」と時間を入力すると、勝手に「時間の形式(シリアル値)」に変換されます。
シリアル値とは何かについては、以下の記事をご覧ください。

>シリアル値とは

まずは分形式にしたい対象の範囲を選択し、[セルの書式設定]の[表示形式]タブを開きます。
[セルの書式設定]の[表示形式]タブは、[ホーム]タブの表示形式の設定の中にある[その他の表示形式]を選択することで表示することができます。

表示された画面には、恐らく[ユーザー定義]にて、種類に「h:mm」と入力されているかと思います。
これが「○:○○」で表示するという形式です。

この内容を「分だけ」にする場合、分を表す「m」を「[m]」と括弧で囲って入力することで「分だけ」にすることができます。
この「[m]」とは、通常の「m」(分)とは異なり、60分を超えた分数を正しく表示する設定です。

「[m]」と入力して確定することで、以下のように分形式で表示することができます。

(例)1:20 → 80

2024/09/16
【Excel】複数条件で値を抽出

【Excel】複数条件で値を抽出

2つのキーから値を検索して抽出する場合、今までは、以下のように検索用の列を用意する必要がありました。

しかし、2021以降のバージョンに新たに追加されたFILTER関数を活用することで、上記のような検索用の列を用意する必要がなくなりました。
今回は、FILTER関数を活用して、検索用の列を用意せずに2つのキーから値を検索して抽出する方法について解説していきます。

紹介する方法は、数ある方法の中の1つになります。
他の関数を活用しても実現することができるので、色んな方法を試されると良いです。

ExcelVBAレベル確認

FILTER関数の活用

FILTER関数の使い方は、以下のとおりです。

=FILTER(配列, 含む, [空の場合])
// 配列:抽出対象の範囲
// 含む:抽出条件
// [空の場合]:抽出対象が1件もない場合に表示する値(省略可)

FILTER関数で複数条件で指定する場合は、AND「*」、もしくは、OR「+」を活用します。

実際に、FILTER関数を用いて以下の表からキー1とキー2が一致する値を抽出していきます。

この場合は、抽出対象の範囲がD7~D12になります。
次に抽出条件が以下の2つになります。
・キー1:B7~B12の中でB3と一致するデータ
・キー2:C7~C12の中でC3と一致するデータ

実際に、FILTER関数の引数に割り当てることによって、以下のように抽出することができます。

=FILTER(D7:D12,(B7:B12=B3)*(C7:C12=C3),"なし")
// キー1とキー2が一致する場合になるため、それぞれの条件をAND「*」で並べる
// 抽出対象が1件もない場合は「なし」と表示する

※黄色のセルに数式を入力しています。

一致するデータが複数件ある場合は、セルから溢れ出て、以下のように表示されます。


補足

複数の連続した項目を抽出する場合は、スピル(セルから溢れ出して表示する機能)を活用することで、以下のように1つの数式で表現することができます。

=FILTER(D7:E12,(B7:B12=B3)*(C7:C12=C3),"なし")
2024/09/13
【Excel】項目に合わせて自動入力切替

【Excel】項目に合わせて自動入力切替

以下のように、項目ごとに入力を切り替える必要がある構成の表があります。

こちらの表の場合は、通常、以下のように入力モードの切り替えを行います。

日付:半角文字
名前:全角文字
フリガナ:全角文字 or 全角カタカナ

この入力モードの切り替えを自動で行う設定方法について解説していきます。

ExcelVBAレベル確認

入力モードの自動切り替え

このような設定は[データの入力規則]にて行います。
以下の表の日付の項目に対し、半角文字の入力を自動設定する方法について解説していきます。

まずは、設定対象の範囲を全選択します。
こちらでは日付の項目のみを選択していますが、他にも同じ設定をしたいセルがあれば、一緒に選択することで、一括で設定できます。

選択できましたら、[データ]タブより[データの入力規則]を選択します。

表示された設定画面にて、[日本語入力]タブを選択し、IMEの設定を行います。

デフォルトですと、「コントロールなし」が選択されているかと思います。
こちらを「オフ(英語モード)」にして確定することで、設定完了です。

同様に、名前の項目には「ひらがな」フリガナの項目には「全角カタカナ」を設定します。


以上の設定を行うことで、選択しているセルに応じて、入力モードを自動で切り替えることができます。

2024/09/11
【Excel】商品ごとの発注単位を考慮したリスト

【Excel】商品ごとの発注単位を考慮したリスト

以下のように、設定した最低発注数と発注単位によって、発注数のドロップダウンリストに表示する値を変更する方法について解説していきます。


リストに表示させる値を求める

行ごとでリストに表示させる内容を変更する場合は、リストに表示させる値を行ごとで求める必要があります。
例えば、リストに11件表示させる場合は、以下のような一覧が必要になります。

(例1)
最低発注数:100
発注単位:10
リストの元となる一覧:100,110,120,130,140,150,160,170,180,190,200

(例2)
最低発注数:200
発注単位:50
リストの元となる一覧:200,250,300,350,400,450,500,550,600,650,700

このようなリストの元となる一覧を、行ごとに数式を用いて求めていきます。

まずは開始の値です。
開始の値に関しては、最低発注数を参照するだけで求めることができます。

=C3

この数式を必要な行数分コピーすることで、簡単に行ごとの開始の値を求めることができます。

次に、発注単位の値を加えた等差の一覧を、隣の列に表示させます。
求め方は、先ほど求めた値に発注単位を加えるだけです。

=G3+$D$3
// 発注単位のセルの列は固定する必要があるため「$」を加える

この数式を必要な行数、列数分コピーすることで、行ごとのリストの元となる一覧を作成することができます。


リストの設定

一覧の用意ができましたら、[データの入力規則]にてリストを設定していきます。

まずはリストを設定する対象の範囲を選択し、[データ]タブから[データの入力規則]を選択します。

表示された設定画面にて、[入力値の種類]を「リスト」にし、[元の値]にアクティブになっているセルに反映したいリストの元となる一覧の範囲を指定します。

セルを選択して範囲指定すると、以下のように絶対参照の数式が入力されます。

=$G$3:$Q$3

ただ、この数式に関しては、行ごとに参照する位置を変更する必要があるので、行番号の手前の「$」を外し、列のみを固定とした参照に修正します。

=$G3:$Q3
// 範囲選択後にF4キーを2回押すことでも入力可能

この設定内容で確定することで、行ごとに異なるリストを設定することができます。

2024/09/09
【Excel】重複を除いた件数と重複した件数

【Excel】重複を除いた件数と重複した件数

申し込みフォームから取得したメールアドレスなどで、「重複を除いた件数」と「重複した件数」を求める方法について解説していきます。

ExcelVBAレベル確認

重複を除いた件数

まずは、以下の表の申し込みされたメールアドレスから重複を除いた件数を求めていきます。

重複を除いた件数は、UNIQUE関数COUNTA関数を組み合わせることで求めることができます。
それぞれの関数の使い方は、以下のようになります。

=UNIQUE(配列)
// 指定した表から行単位で重複を除外した表を返す
// 配列:対象の表
※実際には他の引数も存在し、他の引数を指定することで、列単位で重複を除外することも可能
=COUNTA(値1, [値2], [値3], …)
// 範囲内の空白でないセルの数を返す
// 値:対象の値、もしくは、対象の範囲
※[値2]以降は省略可能

まずは、UNIQUE関数を用いて、申し込みされたメールアドレスの重複を除いた一覧を取得します。

=UNIQUE(B:B)
// 今後追加されることを考慮し列全体を指定

次に、この取得した一覧の件数を、COUNTA関数を用いて求めます。

=COUNTA(UNIQUE(B:B))

ただ、この件数には、空白セルから取得された「0」見出しの「申し込み」という値の件数まで含まれます。
そのため、COUNTA関数で求めた件数から「0」と「申し込み」を取り除いた件数、要するに「-2」した件数が重複を除いた件数になります。

実際に求めてみると、以下のようになります。

=COUNTA(UNIQUE(B:B))-2
ExcelVBAレベル確認

重複した件数

では次に、重複した件数を求めていきます。

重複した件数は、申し込みされたメールアドレスの件数から、実際の申し込み件数を引いた件数になります。
申し込みされたメールアドレスの件数は、COUNTA関数で求めることができます。
そのため、COUNTA関数の取得値先ほど求めた重複を除いた件数を用いて、以下のように求めることができます。

=COUNTA(B:B)-1-D3
// 今後追加されることを考慮し列全体を指定
// 先ほどとは異なり「0」が含まれないため、見出し分の「-1」した件数から、重複を除いた件数を引く

まとめ

以上のように、UNIQUE関数COUNTA関数を用いることによって「重複を除いた件数」「重複した件数」を求めることができました。

2024/09/06
【Excel】FILTER関数で存在しない場合に好みのデータを表示

【Excel】FILTER関数で存在しない場合に好みのデータを表示

FILTER関数を活用することで表から指定した条件を満たすデータのみを抽出することができます。また、該当するデータが1件も存在しなかった場合には、予め指定した値を表示することができます。

=FILTER(B:D,B:B=F3,"なし")

今回は、該当するデータが1件も存在しなかった場合に表示する値を、以下のような好みのデータにする方法について3通りで解説していきます。


方法1

1つ目は、HSTACK関数を活用する方法です。

HSTACK関数では、指定した範囲を横方向に結合することができます。
この関数の使い方は、以下になります。

=HSTACK(配列1, [配列2, 配列3, …])
// 配列:対象の範囲(配列2以降は省略可能)

こちらの関数を活用して、好みのデータを作成します。
例えば、『日付の項目に「検索した日付(セルF3)」、商品の項目に「-」、金額の項目に「0」』を表示させる場合、以下のような数式になります。

=HSTACK(F3,"-",0)

この内容をFILTER関数の[空の場合]に指定することで、好みのデータを表示することができます。

=FILTER(B:D,B:B=F3,HSTACK(F3,"-",0))

ただ、HSTACK関数は現状(2024/8時点)365のみにしか対応していません。
FILTER関数は2021から使うことができますが、HSTACK関数を使うことができないため、他の方法についても解説していきます。


方法2

2つ目は、関数を使わずに好みのデータを表示する方法です。

この方法では、他のセルの値を参照して表示することはできませんが、固定のデータの場合は便利な方法になります。

固定のデータを、関数を使わずに表示する場合は、「{}」を活用します。
「{}」の中に必要な項目数分の値を「,」区切りで指定することによって複数列のデータを表現することができます。
例えば、『日付の項目に「-」、商品の項目に「-」、金額の項目に「0」』を表示させる場合、以下のような数式になります。

={"-","-",0}

この内容をFILTER関数の[空の場合]に指定することで、好みのデータを表示することができます。

=FILTER(B:D,B:B=F3,{"-","-",0})
ExcelVBAレベル確認

方法3

3つ目は、CHOOSE関数を活用する方法です。

CHOOSE関数では、指定した複数の値の中から指定した番号の位置の値を表示することができます。
この関数の使い方は、以下になります。

=CHOOSE(インデックス, 値1, [値2, 値3, 値4, …])
// インデックス:表示する番号
// 値n:インデックスがnの場合に表示する値(値2以降は省略可能)

活用例は以下になります。

=CHOOSE(2,B2,C2,D2)

実は、この関数のインデックスに、方法2で解説した「{}」を活用して複数の番号を指定することで複数の列に該当する値を表示することができます。
例えば、『日付の項目に「検索した日付(セルF3)」、商品の項目に「-」、金額の項目に「0」』を表示させる場合、以下のような数式になります。

=CHOOSE({1,2,3},F3,"-",0)
// {1,2,3}:1番目、2番目、3番目の順番で列方向へ表示する

この内容をFILTER関数の[空の場合]に指定することで、好みのデータを表示することができます。

=FILTER(B:D,B:B=F3,CHOOSE({1,2,3},F3,"-",0))

まとめ

Excelが2021の場合は、方法2や方法3に関しても覚えておくと良いかと思います。
また、固定のデータを表示する場合は、方法2を活用することで数式を短く表現することができるため、HSTACK関数が対応していたとしても方法2を活用するのが良いかと思います。

2024/09/04
【Excel】瞬時に先頭(末尾)のシートへ移動

【Excel】瞬時に先頭(末尾)のシートへ移動

以下のように複数のシートが存在するファイルの場合、先頭もしくは末尾のシートへ移動するのが大変のように感じます。

今回は、瞬時に先頭もしくは末尾のシートへ移動する方法について解説していきます。

ExcelVBAレベル確認

瞬時に先頭もしくは末尾のシートへ移動する

その方法とは、Ctrlキーを押しながら「<」や「>」のアイコンをクリックするだけです。
それだけで先頭もしくは末尾のシートまでスクロールすることができるので、後は対象のシートをクリックすることで、そのシートを表示できます。

もしくは、「<」や「>」のアイコンを右クリックすることで、シートの一覧を表示することができるので、その一覧から対象のシートを選択することでも対象のシートを表示できます。


補足

「<」や「>」の上にカーソルを移動させて数秒待つと、これらの方法が表示されます。