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2024年6月14日【ID:0】

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【Excel】条件付き書式で二重の罫線を設定


以下の表では、日付が変わる位置を二重の罫線にしています。
この罫線は、条件付き書式により、自動で設定されます。

しかし、条件付き書式で設定できる罫線には、二重の罫線は存在していません。

通常の機能としては用意されていないのですが、とある方法により、二重の罫線を条件付き書式で表現することが可能になります。
今回は、その方法について解説していきます。


・通常の罫線

まずは、二重の罫線ではなく、通常の罫線を設定する方法について解説していきます。

こちらでは、以下の表を元に、日付が変わる位置に罫線を設定する条件付き書式を設定していきます。

まずは、罫線を設定する可能性がある対象の範囲(条件付き書式を設定する範囲)を選択します。
こちらでは、A~C列全体を選択し、その後にCtrlキーを押しながら、セルA1~C2を選択して、以下のように対象の範囲のみを選択します。

対象の範囲の選択ができましたら、[ホーム]タブより[条件付き書式]の[新しいルール]を選択します。

表示された条件付き書式の設定画面にて、[ルールの種類]を[数式を使用して、…]にし、条件式を入力していきます。

条件式は、選択基準のセルに対しての数式になります。
こちらの場合は、セルA3が選択基準のため、「セルA3の場合、どのような時に罫線を設定するのか」を考えていきます。
その条件とは、以下のようになります。

・セルA3とA4が一致しない場合

数式にすると「=A3<>A4」になります。
また、この条件式は、他の選択している範囲にも相対的に反映されます。

今回罫線を設定する範囲は、A~C列になるため、B列とC列の場合を考慮する必要があります。
こちらでは、日付が不一致の場合という条件を指定する必要があるため、B列やC列であっても、必ずA列を確認する必要があります。
そのため、以下のように、A列に「$」を加え、絶対参照にして、条件式を設定します。

=$A3<>$A4

設定後は、[書式]を選択し、[罫線]タブより、下側の罫線のみを指定します。

以上の設定を行ってから確定することで、以下のように、罫線を設定することができます。

・二重の罫線

では次に、二重の罫線を設定する方法について解説していきます。
先ほどの罫線とは違い、二重の罫線は、設定画面には表示されません。
そのため、考え方を変える必要があります。


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