2023年2月24日【ID:0】
【Excel】SUM関数より凄いSUBTOTAL関数とは
SUBTOTAL関数は、SUM関数を含む11種類の集計関数をまとめた関数になります。
使い方は次のようになります。
=SUBTOTAL(集計方法, 参照1, [参照2], …)
第1引数の集計方法では、SUM関数なのかCOUNT関数なのかなどと関数を指定します
「参照1」以降の引数は、SUM関数などと同じで、対象の範囲を選択します。
集計対象の範囲がセルA1~A10とC1~C10の場合は、
=SUBTOTAL(集計方法, A1:A10, C1:C10)
と指定します。
集計方法で設定できる内容は以下になります。
先ほどの集計対象にSUM関数と同じ集計をする場合は、
=SUBTOTAL(9, A1:A10, C1:C10)
になります。
しかし、実際のところSUM関数とは2つの違いがあります。
1つ目は、集計対象範囲内にSUBTOTAL関数が使用されているセルがある場合は、そのセルを除いて集計します。
小計など含む表の合計を求める際に便利です。
2つ目は、非表示のセルを集計しないことができます。
先ほどの集計方法の表にSUM関数の場合は「9」と「109」があります。
「109」を指定した場合は、非表示セルが集計されません。
「9」を指定した場合は、フィルターで非表示になったセルは集計されませんが、直接非表示にしたセルやグループ化で非表示になったセルは集計されます。
「109」の場合は、直接非表示にしたセルやグループ化で非表示になったセルに関しても集計から除外することができます。