2023年11月24日【ID:0】
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【Excel】同じセル内の複数の値を集計
Microsoft Formsなどで複数回答したものをExcelで確認すると、以下のように同じセルに複数の値が出力されることがあります。
こちらでは、このように同じセル内に「;」区切りで入力された複数の値を集計する方法について、2通りで解説しています。
・重複した文字が含まれない場合
以下の表の項目「好きな食べ物」には、「りんご、ばなな、みかん、いちご、ぶどう」の5通りがあります。
また、これらの食べ物には「重複した文字」がありません。
この「重複した文字」とは、「もも」と「すもも」のような文字を指します。
このような「重複した文字」の要素が含まれていると、若干、集計が大変になります。
※「重複した文字」を考慮した集計方法については後半に解説しています。
「重複した文字」が含まれていない場合は、単純に「りんご」を含む件数などと求めることができます。
「○○が含まれている件数」は、COUNTIF関数を用いて求めることができます。
=COUNTIF(範囲, 検索条件)
// 範囲内で検索条件を満たしているセルの数を返す
以下の右の表に集計結果を求めていきます。
まず、セルF2の「りんご」の数について集計していきます。
「りんご」の数は、「B列の中で、「りんご」という文字が含まれるセルの数」になります。
これを数式で求めると、以下のようになります。
=COUNTIF(B:B,"*"&E2&"*")
検索条件の「"*"&E2&"*"」は、セルE2の値の左右に「*」を加えた文字「*りんご*」を表しています。
COUNTIF関数での「*」は、「0文字以上の文字」を表し、「「りんご」が含まれる」という条件になります。
この式で、以下のように集計することができます。
他の集計結果に関しては、オートフィルを活用して以下のように求めることができます。
・重複した文字が含まれる場合
次に「重複した文字」が含まれる場合です。
以下の表を元に、右側の表に集計していきます。
この表の場合、セルF2の集計結果を「B列の中で、「1」という文字が含まれるセルの数」とすると、「10」も含まれて集計されてしまいます。
そのため、少し工夫をする必要があります。
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